私一応成人済みで公安なんだけど【黒子のバスケ&名探偵コナン】

24話 ページ27

青峰「大丈夫だったか？」


ナレーター「青い髪の男が銃を背負い木の上から降りてきました

先ほど熊を撃ち殺した猟師です」


「大丈夫です！ありがとうございました…」


青峰「ここら辺は獣が多いから気をつけろ。お前の家の近くまで送ってく」


「え、でもそこまでご迷惑をおかけするわけには…」


青峰「お前が獣に食い殺されるよりはマシだ。さっきまで話してたやつが数時間後死んでました、だなんて寝覚めが悪いにもほどがある」


ナレーター「猟師のその言葉に納得したシンデレラは一緒に森を抜けました、崖から落ちそうになったり蛇に噛まれそうになるシンデレラを見て、心底着いてきてよかったと思う猟師でした

さて、シンデレラの家の少し前で猟師と別れ家に入ると馬車が止まっていました

シンデレラは疑問に思いながらも家に入ります。すると慌てた様子で使用人が話しかけてきました」


メイド「お嬢様…！お帰りなさいませ、突然ですが帰宅次第すぐに部屋にお戻りになるようにとの伝言を賜っております」


「…何かあったんですか？」


執事「いえ…特にそういうわけでは…兎に角お部屋にお戻りください。でなければ私共が貴女のお兄様に首をきられてしまいます」


ナレーター「この場合は契約を切られるという意味ですが幸か不幸かシンデレラは物理的に切られる、だと思ったらしく顔を青ざめさせてから部屋に戻りました」


ここで観客から笑いがドッと溢れた

まぁ兄役が赤司なのでこうなるのは仕方ないといえば仕方ない

ここでシンデレラは退場し、舞台脇に移動する

そこからは場転をし、赤司と桃井、黄瀬とその家来達がいる応接室へと変わる


黄瀬「お義兄さん、お義姉さん。妹さんを僕にください！！！」


赤司「だが断る」


必死の王子に対して爽やかな笑顔で言い切った兄に観客が「ん“っw」となる


赤司「私は貴殿の兄になった覚えもなるつもりもないのでお引き取りください」


桃井「兄さん、一国の王子様に言い過ぎ「ならお前はAが嫁に行ってもいいのか？」え？
例え王子だろうと死んでも嫌に決まってるじゃない」


真顔で言い切った桃井に一部の観客は声を漏らして笑う


ナレーター「王子にこんな事を言って大丈夫なのでしょうか二人とも！！」


「「大丈夫(だ)、問題ない」」


ナレーター「おーっとぉ！？むしろ問題しか感じられない！！」




このやり取りでついに観客は笑い出した

余談だが黄瀬のくだりからは全てアドリブである

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