私一応成人済みで公安なんだけど【黒子のバスケ&名探偵コナン】

10話 ページ13

翌日

クラスでの話し合いの結果、見事劇になった

紫苑とA、二人の協力がほとんどなのだが赤司と桃井が劇をやりたいと言ってくれた事もあり劇になった

ただ…


『…わ…私がお姫様役！？』


劇の内容はシンデレラで王子様役が黄瀬君

えぇ…


『絶対いやだぁ…』


(劇なんてやってたら見回りできない…)


「仕方ないよ。ヒロインテスト、Aちゃんが一番高成績だったんだもん」


『あれ歌とダンスだったよね？シンデレラに歌は必要ないよね！？』


「そうでもないよ」


『え』


「今回のシンデレラは改造するらしい」


その言葉にAと桃井は顔を見合わせた

そしたらいきなりAに体重がかかった


『うわっ！』


「Aっち！一緒に頑張るっすよ！」


『A……っち？』


「きーちゃんは気に入った人には『っち』ってつけるんだよ！」


『…なんで私気にいられたんだろう』


「大方、キセキに興味がないっていうのと昨日の言葉だろうな」


「Aちゃんかっこよかったもん！」


『えぇ…』


とはいえ、まだ何人か自分を警戒している人はいるけども


「主人公役とヒロイン役おめでとう、頑張ってね。確か赤司君はシンデレラのお兄さん、桃井さんはお姉さん役だよね」


え、シンデレラお兄さん役詰め込むの…？色々初耳


『…シンデレラの原型なくなりそうな設定だね』


「大体は同じっすよ！細かいところが違うだけで。例えば…」


「兄と姉がシスコン設定なんだろ？」


「大ちゃん！」


突然話に混ざってきた青い髪の男子。どうやら桃井とは仲がいいようだ


『えっと…』


「青峰 大輝だ！よろしくな！」


『よろしく青峰さん』


「大輝でいいぜ」


『じゃあ大輝くん、さっきシスコン設定とか言ってたけど…』


「ああ、お前結構クラスで人気だからな。おもしろがった実行委員がいろいろ改造したんだ」


『うへぇ…』


「赤司君がシスコンかぁ…むしろヤンデレになりそう！」


え、そうなの？


「ぷっw桃っちwwww」


「やべぇw確かにそうかもなwww」


2人が笑い始めた

すると横から威圧が飛んできた


「黄瀬、青峰」


二人がぴたりと止まった


「練習2倍だ」


「じょ…冗談っすよ！！ねぇ！？青峰っち！！」


「そ…そうだって！間にうけんなよ！」


「ん？三倍にしたい？熱心だないいだろう。では「二倍にしてください(二人)」よし」


怒らせちゃいけないタイプか、とAは静かに察した

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