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「昨晩 未登録の特級呪霊2体に襲われた」
「!それは災難じゃったの」
「勘違いすんなよ。僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ」
(くぅぅ〜カッッケェー!!)
未登録の特級呪霊2体というのは、頭が火山のような呪霊 漏瑚と、目の位置に木が生えた呪霊 花御のことだ。
漏瑚を返り討ちにし、いい機会だと虎杖に『領域展開』を教えたところを、さらに花御に襲われ逃げられた。要は仕留め損なったのである。
「その呪霊達は意志疎通が図れたし、同等級の仲間もまだいるだろう。敵さんだけじゃない。秤に乙骨、そっちの東堂、生徒のレベルも近年急激に上がってる。
去年の夏油傑の一件、そして現れた宿儺の器」
「何が言いたい」
「ククッ、分からないか。アンタらがしょーもない地位や伝統のために塞き止めていた力の波が、もうどうしようもなく大きくなって押し寄せてんだよ。
これからの世代は『特級』なんて物差しじゃ測れない。牙を剥くのが五条悟(ぼく)だけだと思ってんなら、痛い目見るよおじいちゃん!!」
さっき名前があげられた生徒だけじゃない。階級なんて関係なしに、強くイカれた生徒は増えている。『特級』関連の事件も同じだ。
大きな力の波は、塞き止められるようなものではなくなった。それが今なのだ。
「少しお喋りが過ぎるの」
「おー怖!!言いたいこと言ったから退散しよーっと。あ、夜蛾学長は2時間位でくるよ―――じゃーねー」
「2時間!?」
さっさと手を振って、五条は談話室を出ていった。
「三輪、茶を買うてきてくれ」
「はい!!」
(追いつけたら一緒に写真撮ってもらおう)
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その頃、無事 会場についた東堂。
「高たんビームお願いします」
「いきますよー♥たんたかたーん☆」
「わぁ〜///」
「お時間でーす」
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柳(プロフ) - 匿名希望:我妻さんさん» あっ、ありがとうございますぅ(ニコニコ)ほら行くぞ麗音(お姫様抱っこ) (2021年4月8日 2時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» どうぞどうぞ(ニッコリ) (2021年4月8日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 匿名希望:我妻さんさん» はいそうです。お持ち帰りするね() (2021年4月8日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» ご注文は麗音ですか? (2021年4月6日 16時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 匿名希望:我妻さんさん» おぉ!マジか!!楽しみにしとく!! (2021年4月3日 14時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年2月20日 19時