私を輝かせる要素｡【KZ】

Five ページ8

Version 彩
￣￣￣￣￣
彩：ただ…


少しだけ時間をください｡


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ママと話し終えると一気に疲れが出てきた｡

でも､学校に行かなくちゃ｡


体調に不安を感じながらも登校をした｡



珍しく遅刻､ということで翼も忍も他のクラスメート達も不思議そうに私を見てきたけど､何でもないっていう顔をしてやり過ごした｡


もうこのクラスメートとも､この教室ともお別れになるんだ…


第一志望で浜田に来たわけではない｡

だけど､やっぱり寂しい｡


もう少しだけの時間､普通のJCを楽しもう｡




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次の授業は体育｡

バスケットボールに取り組んでいる｡

バスケ部に所属する翼があまりにもかっこよく､またそこに寂しさを感じる｡


浜田の体育館でバスケしてる翼を見れるのもあと少しだけ｡


そんなことを考えていると



ｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗ


大きな地震？


違う

天地が逆転してる


皆が驚いてこっち見てる

え？


視界がぼんやりした


美門＆七鬼：アーヤっっっっ！！！



翼や忍のような人の焦った声が聞こえる｡



誰かの腕に包まれてる｡

そんな感覚に安心して








私は意識を手放した｡

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