【黒バス】黄瀬涼太の姉は女子最強『華の四皇』の1人

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黒子side


キャプテンが指差したのは、四皇の中に1人いても存在感はなんら遜色ない笑顔が可愛らしい、12番のユニフォームを着た選手だった。


黒子「春夏秋冬(ひととせ) 梓季(しき)さん。彼女も白百合女子中学出身の1年生です。」


伊月「え？！あの子、1年生なのか！」


黒子「はい。彼女にも涼春さん達と同様、異名があります。」


火神「なんて言うんだ？」


黒子「『善美の記憶眼(メモリーズアイ)』、
梓季さんは黄瀬くんと同じ能力を持っています。」

日向「ってことは、コピー能力ってことか…」


黒子「はい。ですが梓季さんの能力はそれだけではありません。

相手のプレーを見てコピーするだけでなく、彼女が見たことのないプレーでも動作の特徴を聞いただけで完璧に近い形で再現することが出来るんです。

彼女の身体能力は涼春さん並み、四皇にも引けを取りません。」



降旗「そんな事できんのかよ…」

黒子「黄瀬くんの能力の上位互換です。」



誠凛((((桜華ぱねぇ……))))



現在、高校バスケ界の三大タイトル(インターハイ,国体,ウィンターカップ)を7連覇中の桜華学園。
しかも、監督はあの有名な元湘南高校出身の流川楓。




誠凛(((…男の俺たちですら…勝てる気がしねぇ…)))





大きな声援の中、女子決勝戦後半が始まった。

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