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涼春side
「それではIH女子決勝、桜華学園vs神代高校の試合を始めます!礼!」
「「よろしくお願いします!!」」
試合開始のジャンプボール。
身長183cmもある冬美は軽々とボールを取り、小夏にパスを出した瞬間…
ボールは神代のゴールを射抜いていた。
試合開始わずか2秒で、しかもハーフコートライン付近からの3P得点、会場は静けさから一気にどよめいた。
『小夏、最初っから飛ばすわね。』
小夏「こんくらいいつもの事でしょ!」
火神「なっ?!今のは…緑間の!」
黒子「ここからですよ、あの先輩方の凄さが分かるのは。」
…
そして前半は女子の、しかも決勝戦とは思えない程の大差、62vs8で終了した。
………
日向side
伊月「ここまで圧倒するのか、桜華学園は…」
黒子「その強さも、桜華学園の中で歴代最強とも言われているようです。
それに、スタメンは全員白百合女子中学出身です。」
リコ「帝光中学と無敗を競い合ったって言う?!」
緑間「涼春達『華の四皇』と呼ばれている4人は、小学生の頃からのチームメイトなのだよ。
約10年間涼春たちはチームを組んでいる、既にチームとして完成されている、と言っても過言はない。」
誠凛((10年も…?!比べもんになんねぇ…))
黒子「その中で、涼春さん達は個々の能力を覚醒していきました。
黄瀬涼春さんは全てのプレーで他を圧倒し魅了する
『高嶺の
稲穂秋花さんは多彩な戦術で得点をアシストする
『戦術の
日向小夏さんは成功率99%のスティールと外角シュートを誇る
『炎陽の
柊 冬美さんは全国でも随一の最速スプリンターで最強の盾
『魅惑の
それぞれ違うポジションで能力を覚醒させた涼春さん達は、文字通り最強のチームになった訳ですよ。」
日向「じゃあよ、黒子。あの四皇に混ざってる12番はどうなんだ?」
俺は涼春達4人に試合中指示すら出しているようにもみえた。
今はチームメイトと笑顔で話している薄灰色の髪をした12番を指差す。
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湊(プロフ) - みかんさん» 多分合ってますよ!フォワードの位置でポイントガードの仕事をするポジションです!作者じゃないですがすみません (2022年6月23日 21時) (レス) @page5 id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あの……一番最初の絵のやつ、涼春さんのところのポジションのところのポイントフォワードはパワーフォワードじゃないんですか?もし違ったならすみませんっ! (2022年6月23日 18時) (レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
高波湊(プロフ) - 黒子君の背番号11番ですよ(ページ9より (2019年5月15日 21時) (レス) id: 2e2d69576b (このIDを非表示/違反報告)
神刈 - すいません。あの15話「修徳」じゃ無く、「秀徳」だと思います (2018年2月7日 21時) (レス) id: 03c3ed2e8c (このIDを非表示/違反報告)
キサキ(プロフ) - そう言えば桜花学園ってところが愛知?とかにあるんですけど、前に268対0で試合終わらせたらしいですよ。 (2017年11月29日 22時) (レス) id: 3a616b600a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzuha | 作成日時:2016年8月6日 9時