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日向side
試合開始から5分、俺たちは青峰抜きの桐皇に押されていた。
日向「くそっ!なんなんだ、俺らのプレーがほとんど読まれてる。」
イラつき始めていた。
自分の得意なプレーがことごとく阻止される、まるで次の一手を把握しているかのように。
黒子「キャプテン、落ち着いて下さい。」
伊月「そうだぞ日向、イラついてても解決しないぞ」
日向「伊月、黒子…ああ、悪い。
でもなんでこんなに読まれんだよ。もし俺たちの事を研究していたとはいえ、異常だろ…。」
黒子「たぶんそれは、桃井さんの先読みディフェンスです。」
日向「桃井って…桐皇のマネージャーの事か?」
黒子「彼女はマネージャーとして、キセキの世代を支えたひとりです。
桃井さんのデータ収集力は、脅威とも言えます。
しかも選手1人1人の今の情報を元にこれからの成長さえも先読みしてしまう…そんな才能があります。」
日向「そうゆう事かよ…」
その話を聞いていた他の誠凛の選手たちも、試合が始まって早々、強い喪失感を受けてしまった。
黒子「でも、大丈夫です。僕に任せて下さい。」
日向「お前にか…?黒子…。」
黒子「はい。キャプテン達はいつも通りプレーして下さい。」
日向「…わかった。頼んだぞ、黒子。」
そして、誠凛ボール。俺は練習してきたドライブを仕掛ける。
桃井「ふふっ、何回やっても同じですよ?」
しかし、
リコ「甘いぞ小娘!」
俺に付いていた桜井に黒子がスクリーン!
日向「黒子、やってくれるじゃねぇか!」
桃井「も〜、相変わらず読めないなぁ。
まあ、こうなることはわかってたけど…だからテツくんって好き」
そして、第1Qは24-21で桐皇4点リードで終了した。
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湊(プロフ) - みかんさん» 多分合ってますよ!フォワードの位置でポイントガードの仕事をするポジションです!作者じゃないですがすみません (2022年6月23日 21時) (レス) @page5 id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あの……一番最初の絵のやつ、涼春さんのところのポジションのところのポイントフォワードはパワーフォワードじゃないんですか?もし違ったならすみませんっ! (2022年6月23日 18時) (レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
高波湊(プロフ) - 黒子君の背番号11番ですよ(ページ9より (2019年5月15日 21時) (レス) id: 2e2d69576b (このIDを非表示/違反報告)
神刈 - すいません。あの15話「修徳」じゃ無く、「秀徳」だと思います (2018年2月7日 21時) (レス) id: 03c3ed2e8c (このIDを非表示/違反報告)
キサキ(プロフ) - そう言えば桜花学園ってところが愛知?とかにあるんですけど、前に268対0で試合終わらせたらしいですよ。 (2017年11月29日 22時) (レス) id: 3a616b600a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzuha | 作成日時:2016年8月6日 9時