第16話 ページ18
カカシ先生が遅刻してきてゆっくりとタイマーを12時にセットした。
カカシ「さて、演習内容だが…この鈴を俺から取る事だ」
チリン…軽い綺麗な音色を奏でる3つの鈴…。
この鈴を取ればいいのか…でも3つだけ?
カカシ「昼までに俺から鈴を奪えなかった奴は昼飯抜きだ!丸太に縛り付けて俺が目の前で弁当食うから」
A(ま、まさか…お昼ご飯抜いて来いって…)
周りを確認すれば皆お腹すいてるのかショックを受けている…こんなんならオニギリ作ってくれば良かった…。
カカシ「鈴は一人1つでいい、三つしかないから…必然的に一人丸太行きになる。
それで!鈴を取れない奴は任務失敗で失格、つまりこの中の一人は学校へ戻ってもらうわけだ…手裏剣も使っていいぞ!
オレを殺すつもりで来ないと取れないからな」
A(学校…へ…戻る?)
そんな…ここまで頑張ってきたのに…誰かが学校に戻るの?
サクラ「でも、危ないわよ先生!」
ナルト「そうそう、黒板消しもよけれねぇ程どんくせーのにィ!本当に殺しちまうってばよ!!」
カカシ「世間じゃさぁ、実力のない奴にかぎって吠えたがるまぁ、ドベはほっといてよーいスタートの合図で…」
どうするべきか考えていれば話は進んでたみたい。
いきなりナルトくんがカカシ先生に襲いかかってビックリしてたら、それよりもすごい速さで動いたカカシ先生にびっくりした…。
A(やっぱり…勝ち目ないよ…)
絶望で青くなりなって俯いていたらサスケ兄ちゃんが手を握ってくれた。
A(!!そうだ…こんな所で立ち止まってられない…ッ)
カカシ「でもまぁ、オレを殺る気になったようだな、やっとオレを認めてくれたかな?
クククッ、なんだかなやっとお前らを好きになれそうだ………じゃ始めるぞ!!」
「スタート」という言葉を合図に私は隠れた。
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作者名:凛愛 | 作成日時:2020年9月3日 20時