もう1人の生き残り (ページ16)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:10,722 hit

第14話ページ16

カカシ「…よし、自己紹介はここまでだ明日から任務やるぞ」

ナルト「はっ！どんな任務でありますか！」

カカシ「まずはこの5人でやる事がある…サバイバル演習だ」

A(よ、よりによって…サバイバル演習…)

私が最も苦手としている演習…。
でも…ここで怖気付いたら翡翠は殺せない。
やらないといけないんだ…。

サクラ「な、なんで今更…サバイバル演習なんて…」

カカシ「クククッ…」

不敵に笑うカカシ先生を見つめて不安に思う。
下忍になってからまたアカデミーでやった演習をやる理由はなんだろうか…。

A(下忍になれるか、合否を決めたり…なんて)

サスケ「…何がおかしい」

カカシ「いやぁ、これ言ったらお前ら引くからな…」

私が引く…事？
え、なに…逆に気になる…。

カカシ「卒業生27名中下忍と認められる者は僅か9名。残り18名は再びアカデミーへ戻される。この演習は脱落率66%以上の超難関テストだ」

A(脱落率…66%…)

顔が青ざめていくのが分かる…そんなのに私は残れるのだろうか…きっとサスケ兄ちゃんは残る…だろうけど…。

カカシ「とにかく明日は演習場でお前らの合否を判断する。忍び道具一式持って来い。それと朝飯は抜いて来い……吐くぞ！」

は、吐くの！？
嫌だ、嫌だ！

朝ごはんはちゃんと抜いてこよ…。
あ～あ、明日のために買ってた秋刀魚…夜ご飯かなぁ…ごめんよ、サスケ兄ちゃん…。