ナンパ2 ページ23
5,000hitありがとうございます!!
.
「……あ、の」
「えー?だれコイツ〜」
「ちいさっ、…えっ、君より小さいじゃん」
……目立つの苦手なのによく出てきたね研磨!!
ってかさり気なくdisられてる。
「……この子、おれの彼女、なので、あの…」
「えー、ホントに〜?嘘でしょ?」
「いや、嘘じゃないです」
そう言ってもなかなか信じてもらえない。
……なら、こうしようか。
研磨の頰を手で包み、そっと唇を合わせた。
驚いたのか。
少し開いた口の中に舌を滑り込ませて…、
「っ、!!!?っん、は、……」
…ふっふふ、かーわいい。
どうしよう、マジで男女逆転したほうがいいんじゃね?
顔赤いし、息荒いし、可愛いし。
ゲーセンの中で人通りが少ないところって言っても、通る人はゼロじゃないんだけどなぁ。
でもまあ、今は私達と男達しかいないしいいか。
離れて、唇を舌で舐める。
男達を見ると、放心していた。
「……っつーわけで、わかってくれました?」
「…チッ、行くぞ」
去っていった男達を見て、研磨の手を握った。
「さて、行きますか」
「……待って」
背を向けて歩き出そうとした時、腕を引っ張られてキスされた。
舌を入れられて、離れないように後頭部を押さえられている。
耳をゆっくり触られた。
……くすぐったい。というより、ぞわぞわする。
「…っふ、……ぅ、」
「………ん、っは、…」
さっきよりもだいぶ長い。
ようやく離してくれた、と思ったら急に目の前に近付いてビックリした。
「…ど、どうした…?」
「今度から、ああいうのはおれからやらせて。
それと、ナンパされたらもっと抵抗して」
「りょ、了解です…」
「本当にちゃんとわかってる?」
「わかってるわかってる」
「……いこ」
指を絡ませて、数歩先を歩く研磨を追いかけた。
97人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海石榴《ツバキ》(プロフ) - 今更感すごいですが、完結しましたね。お疲れ様でした!今日読んで今日ハマって今日読み終わりました!とても面白かったです! (2019年12月23日 23時) (レス) id: 906a0c9fbd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スアール | 作成日時:2019年1月7日 11時