ホスト部の男装お嬢様（2）

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ザアア…


ハ「海？」


常陸院「「いえーす！」」


『海に行くの？』


光「この前言ってたじゃん」

馨「本物の海なら行ってもいいって！」


ハ「言ったっけ？」


常陸院「「言いました」」


『へぇ〜、楽しそうだね！ハルヒ』


光「先輩ノリノリじゃん」



常陸院「「というわけで、」」


馨「水着を用意してみました」

光「かわいいだろー？」


光邦「僕は〜こうゆうのがハルちゃんには似合うと思うな〜！
あ！これはAちゃんに似合うと思うな〜！！」


常陸院「「チッチッチ、分かってないねハニー先輩は」」


光「この、制服を着ただけで誤魔化せてしまうまな板具合」

馨「ワンピースタイプじゃお粗末極まりない体型丸わかりで、涙を誘うね」


常陸院「「あでも、A先輩はハルヒと違って貧相じゃないからー何でも似合うんだけど」」


『ははは…』


海か。

何年ぶりだろ、海なんて


常陸院「「その点！このセパレートタイプはフリルで胸のなさを見事にカバーするのであります！」」


環「うちの娘にセクハラしまくってるんだ貴様らはー！！」


環「いい加減に…せい！」


常陸院「「じゃあ行かないの？海」」


環「誰が行かんと言った。」


『行きたいんだね環』


ハルヒの水着姿が見たいだけでしょ！絶対
それか変な妄想でも考えて…



鏡「異論はないな」


ハルヒとA以外が頷く



ハ「ええ？本当に行くの？」


環「いざ！海へ行こう！」


わいわい盛り上がっている中、それを眺めていると鏡夜が話しかけてきた


鏡「妙にテンションが低いな、どうしたんだ？」


『べっつにー！
楽しみだなーって思ってただけ！』


引き攣った笑みになっていないだろうか

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