【幼児化】すとぷり保育園！

＃４４ ページ44

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それから1週間。

特になにもなかった。



「A先生遊んでえ」

「おなかすいた、A先生！」


ころんくんはというと、いちご組に来て5人の世話をしてくれていた。


「なーくん絵本読んであげる」

「やだ！ころんヤギみたいなこえだもん」

残念だね、みんな私の読み聞かせが大好きなんだから。


『みんな、絵本読もー！』

私が絵本を手に取って声をかけるとみんなが私の周りに集まってきた。

ころんくんが悔しそうな顔でこちらを見るので私は『ふふん』と得意げに鼻をならした。




「やっぱりさっさとキスしよ。」

5人に遊んでもらえず飽きてしまったのか、皆がお昼寝中に仕事をしている私の横へ座った。


＿ここ１週間、なにもなかったよね？

＿やっぱり大人に戻るためにはキスするんでしょ。



さっきから悪魔のようにずっと言っている。

悪魔には惑わされない。


『ぜったいぜったいしない！』


するとその時、寝ていたはずのじぇるくんが「うぅん…」と目を擦りながら体を起こした。


「あれ、せんせぇ、ころん、どしたん……？」


ぼーっとこちらをみて首を傾げる。

私はその時起こしてしまったのだと気づいてじぇるくんの傍によって『まだ寝てて大丈夫だよ』と頭を撫でた。


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ころんくんが大人化した時のコメントの荒れ具合が面白かったです 笑

くだらないことでもコメントしてくれると
とっても嬉しいので、皆さん良ければコメントお待ちしております (^-^)

返信できるときに返信させてもらいます ◎


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