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次だった。


私の結毛が銃声と共に千切れた。


私は咄嗟に棚の背後に隠れる。

コツ…コツ…コツ…

足音は…部屋の端から…

てことはかなり遠くから撃ったんだ…実力者?

「…ようこそ、憲兵団へ」


女の声…


聞き覚えのある、女の声だ。



あぁ、あんたか。


















































『久しぶり、トラウテ』

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作者名:天雪 | 作成日時:2020年5月14日 22時

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