7話 人生万事塞翁が虎 ページ8
ガツガツと夢中にお茶漬けを食べる中島君。
彼の食べっぷりを見てるだけで、こっちもお腹いっぱいになってくる。
せっかくのあんみつも喉を通らなくなってきた。
国木田「仕事中に突然【良い川だね】とか言いながら川に飛び込む奴がいるか。
おかげで見ろ、予定が大幅に遅れてしまった」
太宰「国木田君は予定表が好きだねぇ」
国木田「これは予定表ではない！！理想だ！！我が人生の道標だ！そしてこれは【仕事の相方がｼﾞｻﾂﾏﾆｱ】とはかいていない」
バンッと手に持っていた【理想】と書かれたノートを机の上に出し、国木田と言う男の人はそう言った。
敦「ぬんむいえおむんぐむぐ？」
国木田「五月蝿い。出費計画の頁にも【俺の金で小僧と小娘が茶漬けとあんみつをしこたま食う】とは書いていない」
敦「んぐむぬ？」
国木田「だから仕事だ！！俺と太宰ら軍警察の依頼で猛獣退治を＿＿＿」
太宰「君達なんで会話できてるの？」
ーーーーーーーーーー
敦「はー食った！もう茶漬けは十年は見たくない！」
国木田「お前･･･」
敦「いや、ほんっとーに助かりました！孤児院を追い出され横浜に出てきてから寝るところもなく･･･あわや斃死かと」
太宰「ふうん･･･それは薄情な施設もあったものだね」
国木田「おい太宰。俺たちは恵まれぬ小僧に慈悲を垂れる篤志家じゃない。仕事に戻るぞ」
敦「お二人は･･･なんの仕事を」
太宰「なァに･･･探偵さ 」
A「探偵？」
国木田「探偵と云っても猫探しや不貞調査ではない。斬った張ったの荒事が領分だ。
異様力集団【武装探偵社】を知らんか？」
武装探偵社
織田作さんが言ってたところだ。
太宰「あんなところに良い鴨居が！」
国木田「立ち寄った茶屋で首吊りの算段をするな！」
太宰「違うよ首吊り健康法だよ」
国木田「何だそれは」
太宰「えー！？国木田君知らないのかい！？すごく肩こりに良いのに！」
国木田「何。それは本当か？」
太宰「ほら、メモメモ」
本当にこの人たちが･･･武装探偵社なのかな？
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meniichan(プロフ) - 天雨さん» コメントありがとうございます！体調に触らない程度に頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2023年3月30日 18時) (
レス) @page38 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - モブサイコ好きなのでこの作品と出会えてとても嬉しいです。すごいハイペース更新にびっくりしています。体調に触らない程度に頑張ってください！ (2023年3月30日 17時) (レス) @page39 id: 7a092e5baf (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - リノさん» こんな作品を楽しんでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2023年3月30日 2時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - モ〇サイコ要素が多めに入ってて読んでて楽しいです！続き全裸待機しときますね！！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page38 id: cc90a56098 (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - 終兎さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきますのめよろしくお願いします！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page1 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2023年3月25日 20時
