12話 人生万事塞翁が虎 ページ13
次の瞬間、虎がこちらに向かって襲いかかってきた。
太宰さんは私の腕を引き、虎の攻撃をよけた。
太宰「･･･これは凄い｡人間の首くらい簡単にへし折れる。Aちゃん大丈夫かい？」
A「は、はい」
安心している場合ではない、虎が再びこちらに向かって襲いかかってきた。
A「！」
異能力 "ロストワンの号哭"
私は咄嗟に異能力を使い、念動力で虎の動きを封じた。
虎は念動力によって、動けない。
A「ごめんなさい中島さん。少し手荒ですが、我慢してください」
太宰「驚いた･･･まさか君も異能力者だったなんてね」
A「そんなことより、早く中島さんの異能力を解いてあげてください」
太宰「！ 君、何故その事を･･･まぁ、その話は後にしよう。今はこっちの方が重要だ」
そう言うと、太宰さんは動けなくした虎に手を伸ばした。
太宰「私の能力は＿＿＿あらゆる他の能力を触れただけで無効化する」
すると、私の異能力と共に中島さんの異能力が解けた。
中島さんは元の姿に戻り、太宰さんは中島さんを受け止めた。
太宰「･･･男と抱き合う趣味はない」
そう言って、中島さんを離した。
扱いが雑･･･
でもすごい･･･これが、太宰さんの異能力。
本当に異能力を無効化できるんだ。
太宰「さて、何故私の異能の事を知っていたのか、話してもらおうか？」
A「織田作之助さんと言う人から聞きました。異能力を無効化できる異能力を持つ友人がいると」
太宰「！？」
織田作さんの名前を出すと、太宰さんは目を見開いた。
あれ？私、何かいけない事言ったかな？
A「あ、あの･･･太宰さん？」
国木田「おい太宰！！」
突然黙り込んだ太宰さんに声をかけたと同時に、国木田さんが倉庫に入ってきた。
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meniichan(プロフ) - 天雨さん» コメントありがとうございます！体調に触らない程度に頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2023年3月30日 18時) (
レス) @page38 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - モブサイコ好きなのでこの作品と出会えてとても嬉しいです。すごいハイペース更新にびっくりしています。体調に触らない程度に頑張ってください！ (2023年3月30日 17時) (レス) @page39 id: 7a092e5baf (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - リノさん» こんな作品を楽しんでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2023年3月30日 2時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - モ〇サイコ要素が多めに入ってて読んでて楽しいです！続き全裸待機しときますね！！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page38 id: cc90a56098 (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - 終兎さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきますのめよろしくお願いします！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page1 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2023年3月25日 20時
