58話 最悪の遭遇 ページ10
エミリア「･･･分かった。私の負けだ。話すよ。ボスの事･･･洗いざらい全て」
リゾット「･･･何か企んでいるのか？」
エミリア「ハハッ･･･まさか。アンタ、ボスを裏切ったそうだな。実はブチャラティも、ついさっきボスを裏切ったところでね。今ここヴェネツィアでボスの正体を追っている」
リゾット「なら、何故ボスの正体をブチャラティに話さない。ボスの正体を知っているのなら、弱点だって分かっているはずだ。それなのに何故話さない。まさか本当は、お前はボスの親衛隊の一人で、ブチャラティの部下になりすましたスパイだとでも言いたいのか？」
エミリア「なにそれ･･･私がボスの親衛隊な訳ないじゃない。誰があんなクズ野郎の部下になんかなるかッ。私がボスの正体を言わないのは･･･犠牲者を増やさない為だよ。信じられないかもしれないけど、私は昔から未来を予知する能力を持っている。この能力はスタンドの能力ではない。予知夢って言うヤツさ･･･この予知夢でボスの正体を知ることができた。でも、ボスの正体をアンタにそう簡単に話す訳にはいかねェ、何故なら･･･アンタはボスに･･･」
そう言った直後、太股に突き刺ささっていた一本の針を抜き、リゾットの足首に針を突き刺した。
リゾット「！！」
空きができた、今だ！！
エミリア「やれ！！『ドッペル・ゲンガー！！』」
ドッペル・ゲンガー『フフッ･･･』
ドッペル・ゲンガーを発動させ、リゾットを突き放した。
リゾット「！！」
そして、エミリアの首にドッペル・ゲンガーのムカデが噛み千切り、自害した。
リゾット「な･･･なんという事を･･･！そこまでしてボスの正体を言いたくなかったのか？」
エミリア「違う」
リゾット「！！」
リゾットが後ろを振り返ると、そこには目の前で死んだはずのエミリアが無傷で立っていた。
リゾット「なっ･･･！何故生きている！？さっきお前は目の前で自害したはずだ。そうか･･･それがお前の能力か」
エミリア「私のスタンド『ドッペル・ゲンガー』はどんな生き物でもそっくりそのまま、クローンのようにそっくりそのままコピーして生み出す事ができる。正し･･･脳の作りは本物とは違うけどな。でも、本物が死んでしまえば偽物は本物になり、記憶も全て偽物に受け継がれる。だから、私は死ぬことはない」
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神田まりを。(プロフ) - 面白すぎて続きが気になるぅ🌲ﾆﾅﾙ🌲ﾆﾅﾙ( '-' )ﾄﾞｷﾄﾞｷ (2021年10月2日 22時) (
レス) @page34 id: dd67655f0c (このIDを非表示/違反報告)
くとぅるふふっざけんな！(プロフ) - 面白いので続きが楽しみすぎて更新されてたら真っ先に読んでます！続き待ってます！更新頑張ってください！ (2019年10月11日 21時) (レス) id: b6db3cbd6d (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 出づらいだろうなぁ…エミリアちん (2019年8月27日 21時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 更新されてる！！いつも楽しく読ませていただいています。話の続きが待ち遠しいですが、ご自分のペース無理しないようにしてほしいです。気長に楽しみに待ってます！ (2019年8月27日 10時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - めちゃくちゃストーリーが面白くて何回も読み直してます！アニメも最終回が近づき悲しいですが、この小説の最後も楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年7月13日 22時) (レス) id: 1b0852daab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2019年5月3日 6時
