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8話 やっぱり ページ9

それは放課後のことでした

「じゃあウチ部活行くね!」
「うん、バイバイ」

幸菜ちゃんを見送ってからのこと

「なあ、ちょっといいか?」
「え?...は、はい!!」

なんとそこにいたのは諏佐君だった

「ちょっと聞きたいことあるんだけど...」
「ごめんなさい!!」
「え!?」

諏佐君は目を大きく開いていた

「なんで謝るんだよ」
「だって、さっき見てたのが気に障ったんじゃ...」

語尾が小さくなったのは罪悪感と恥ずかしさが混ざったから

「そうだったのか?」
「え?」

...もしかして
気づいてなかったあああああ!!!!!!!!

どうしようどうしようどうしよう!!
これ完全に墓穴掘ったよね!?

「ま、俺も見てたしそんなに気にするな」
「...え」

ちょっと待った
見てたってどういう...

「話戻すけど、俺たち前に会ったことないか?その、電車、の中で...」

これって...

「...あのとき助けてくれた」
「やっぱりそうだったのか!悪いな、嫌なこと思い出させて」
「ううん!あの、...あのときは本当にありがとうございました」

私は諏佐君に頭を下げた

「そんなことすんなって。あれは俺もむかついたし」

そうだったんだ

「俺、諏佐佳典。よろしくな、えっと...」
「相模Aです、よろしくね、諏佐君」
「そっか、よろしく、相模」

諏佐君はそういって微笑を浮かべた

諏佐君は部活があるといってそのまま行ってしまった


あの時の男の子...

正体がわかってもう何もないはずなのに
あの笑顔が頭の中に残っているのはなんでだろう...?

9話 部活→←7話 目が合う



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かしたろー(プロフ) - ありがとうございます!!私も宮地さん好きです♪頑張ります!! (2014年6月22日 0時) (レス) id: f73c5557c2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんばんわ!私も諏佐さん大好きです〜♪でもやっぱり宮地さんが好きなんです(^ω^)宮地さんの小説書こうと思ってます!更新頑張ってください! (2014年6月21日 23時) (レス) id: 405d6ef6b2 (このIDを非表示/違反報告)
かしたろー(プロフ) - ゆきちょさん» ありがとうございます!諏佐さん好きなんですね♪頑張ります! (2014年6月3日 0時) (レス) id: f73c5557c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちょ(プロフ) - こんばんわ!あたしも諏佐さんが好きで書き始めたものです!!めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください!! (2014年6月2日 22時) (レス) id: 4588dece63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしたろー | 作成日時:2014年6月1日 2時

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