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過労と高熱で倒れた俺は、3日ほど入院することになった。
大切な仕事だって重なっとるこの時期に、これはキツイ。
病室でもパソコンで編集をしながら、頭の中は東海オンエアとAのことでいっぱいで。
虫眼鏡「としみつー？入るよー？」
そう言ってノックも無しに入ってきたのは虫眼鏡。
明日で退院だっていうのに毎日見舞いに来てくれとるこの律儀さ、見習いたい。
としみつ「いいって毎日は、気遣うわこっちが」
虫眼鏡「僕だけじゃないからね、今日」
としみつ「へ？」
そう言う虫さんの後ろには、
A「失礼しまーす」
ニトロ爆弾「大丈夫ですかとしみつくん」
Aといくとがおった。
え、俺、ほぼ寝起きだし、シャワーだってあびとらんし、
絶対臭いし、多分顔とか浮腫んどるし、
かっこ悪いやん、究極に。
いくとはどことなくニヤニヤしとって、ほんと可愛い後輩だ。
元気になったらシメたろ。
A「大丈夫ですか…？」
としみつ「え？ああ、うん」
虫眼鏡「僕飲み物買ってくる。何がいい？としみつ」
としみつ「じゃあ水」
虫眼鏡「Aは？」
A「あ、私大丈夫です、お茶あるので」
虫眼鏡「ふーん。そっか。はい、じゃあいくと行くよー」
ニトロ爆弾「え、俺も？！」
いくとは怪訝そうにしながらズルズルと虫さんに引きずられて病室を出ていった。
荒いけど、これが虫眼鏡流の気遣いってやつか？
A「…あの」
としみつ「ん？」
A「あの、私…」
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作者名：するめ長官 | 作成日時：2019年7月7日 16時
