第15話 (作者はもうこの形式にしようかなとか考えている) ページ22
皆さん優しいコメントありがとうございます!
お陰ですっかり…とはいかないんですが、だいぶ楽な感じになりました!
コメントでうらたぬきさんの髪色についてコメントくださった方がいらっしゃったので、髪色は茶色にします!
最初は作者や皆さんが分かりやすい感じにするためイメージカラーだったのですが。
□■□■□■□■□■□■□
??「何やってんだ!」
もう少しで入る…というときに手首を掴まれ後ろに引き戻された。
ビックリして振り替えるとそこには…
『う…うら、たぬき…さん?』
クラスメイトのうらたぬきさんが居た。
ちなみにうらたぬきさんが俺を支えるように抱え、未だに手首を掴んでいる。
つまりバックハグに近い体制である。…だがそんなこと考えている暇はない。
うらたぬき「もう少しで入るところだったんだぞ!」
そうですよ。入るつもりだったんだから。
そんな言い訳にもならない言葉を飲み込み、俺は必死でその場に立っていた。
うらたぬきさんの怒ったような声が疲れた体に響く。
うらたぬき「俺が見ていたから良かったものの…お前なんで入ろうとしてたんだ?」
言いたいことを全部言ったからか、うらたぬきさんの声が落ち着き、普通の音量になった。
だが、今の俺には質問に答えるような力は残っていなかった。
うらたぬき「えっ…お、おい!野々村!?」
うらたぬきさんが動く。いや、正確にはうらたぬきさん本人が動いたわけではない。
俺の視界の中でうらたぬきさんが動いた。
つまり、俺は倒れてしまった。
視界の端でうらたぬきさんの茶色の髪の毛が戸惑うようにふわふわと動くのが分かる。
心配かけて…ご、めんなさ…
そこで俺の意識は途切れた。
次に目を覚ましたときには俺は保健室のベットの上だった。
転校してきてからそう時間も経ってないのに二回も保健室のお世話になるとは…。
俺がゆっくり起き上がると周りには誰も居なかった。
…看病もしてくれないのか。
乾いたような笑いがこみ上げる。流石に声をあげて笑うわけにはいかないから微かに、だけど。
まぁ、そうだよな。どうせ見かけだけの友情だ…。
そう思いながら俺は髪をくしゃりとかきあげる。…少し、ぐらい…。
その時俺は初めて気がついた。
俺は、心のどこかで期待をしていたのか?看病をしてくれてる人が居る、と?
まずい。これはまずい。早々にあいつらと縁を切らないと…離れられなく、なりそうだ。
俺は誰もいない保健室で一人静かにため息を溢した。
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皐月 - 語彙力のない長文をすみません…作者様の作品はとても素晴らしかったです。ありがとうございました。 (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 匿名なのじゃさん» 貴方も負けないで…貴方は間違ってません。 (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - どうやら、貴方が責めた方も小説書いているみたいなのですが…そのように盲目なようであればSNSやるの向いてませんよ😢同じリスナーとして恥ずかしいとか言ってますがこちらからしたら十分貴方の方が同じリスナーとして恥ずかしいです… (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - たしかに言い過ぎかもしれません。ですが、それくらい推し様を愛している。という解釈には至らなかったのでしょうか…言い過ぎと言っていますが貴方も少し言い過ぎではないですか?作者さん文章考えるの大変とか言ってますが、(長文すみません。続きます) (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - インさん» 急にすみません…少し前から見ていたのですが、髪色についてわたしも気になってました。なので言ってくださった方にはとても感謝しているのですが、なぜこんなにも責められているのでしょうか…わたしも間違えられて少し気分は良くなかったのですが、(続きます) (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂姫 | 作成日時:2018年12月17日 18時