空回り三角形【朱桜司】【完】

クラスメートたち ページ3

高)…Aどうしたの？






A)うぐ…お、おはよ〜翠・…ちょっと…光とハァ









あの後ろから( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼と笑いながら全速力で迫ってくるあれ、マジ怖い
え、あの子天使じゃないの？あの麗しのRabi*tsのメンバーじゃないの？







私はぐてーっと机に突っ伏した
前の席の創がトントンと一定のリズムで背中を叩いたりさすってくれた
その隣では友也が「本当アイツはー…」と小言をこぼしていた







やだ私、今天使に囲まれてる






え？




翠？








勿論翠も天使だよー…大きいけど可愛いよね、護ってあげたい！









高)無理しないでね…？Aも松川先輩と同じ大事なプロデューサーだし
…目の前で倒れられたらパニックになって…鬱になりそう







A)何それッ私は倒れたりなんかしませんよ〜。








多分りまちゃんもそうそう倒れない
あの人もかなりタフだから…ていうか限度というのを正直分かってないようにも思うけどね
ちょっと仕事に関しては制御不能





何でも引き受けちゃうからすごいよねー






…入ったの、私の同じ時期なのに…りまちゃんの要領の良さが出て既に私との差が大きくなってしまっていた





でもその代わり私は私なりに自分の得意分野を伸ばしている
要領の悪さはしょうがない羨んで変わるものでもない
元々私は不器用だからそういうのは倍練習するしかない
経験を重ねるしかない









A)よーし今日も一日頑張ろう！

幸せ→←溜息の朝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す