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樹side
樹「おい、愛奈と皆はどこだ？？」
丈一郎「…もうちょっと待っててくれへん？？」
家庭科室。
俺と北斗は藤原に呼び出された。
誰にも言わずに来てほしい、と。
北斗「お前ら、何が目的なんだ？」
丈一郎「…君らなら。話を分かってくれるんやないかと思ってな。」
樹「話？なんの？」
北斗「まさか…長尾のことか？」
丈一郎「…あぁ」
樹「…知ったことかよ！！…何？そんなに俺たちに長尾の味方をしてほしいのか？」
丈一郎「…ちゃう。そう言うことやない」
樹「はぁ！？そうだろ、だってお前らが愛奈をー」
北斗「樹」
言葉を荒げた俺を、北斗がなだめた。
北斗「…それはどういうことなの？話って…」
丈一郎「…A。…いや、正確的には、愛奈とAの過去や」
北斗「…なんで俺たちふたりだけ？」
丈一郎「…君らが話を分かってくれれば、他のスノストにも話がしやすいやろ思ってな」
北斗「…高地と京本も、お前らに口説かれたふたり？」
丈一郎「…口説かれた…って言うわけやないな…ふたりとも、自分で考えて動いた。俺たちが口説き落としたわけやない」
丈一郎「…お前らが愛奈の味方をしたいのもわかる。…やって、嫌やもんな。ずっと信用してきたものに裏切られたくないもんな。わかるで、その気持ち。…でもな、お前らがどう思うと、事実は事実や。今から話すことだけは、どれだけ恨んでも、悔やんでも、絶対に変わることなんてない。」
丈一郎「…申し訳ないぐらい、証拠はある。いや…証人がおるで」
樹「証人…？？」
丈一郎「…入ってきて」
藤原がそう言うと、三人の男の子が入ってきた。
北斗「…大橋！？…『謙杜』！？」
和也「やっほ。お二人さん」
駿佑「…」
樹「…こいつらは？」
丈一郎「…愛奈に被害を受けた三人や。」
…被害…？
すると、背が一番高い男が俺たちに向かっていった。
駿佑「…俺と謙杜はAの弟です。大橋くんはAの大事な友達です。俺たちは、愛奈によって幸せを壊されました。…でも、一番壊されたのは、まぎれもないAです。」
そう言いながら、その子の目から涙が零れる。
駿佑「…お願いします…俺たちの話を聞いてください…それで…Aを助けてください…お願いします…」
そう言って頭をさげた。
…
樹「…はぁ、わかった」
北斗「…聞くよ。話」
彼の目は本気だ。
きっと何かがあるんだろう。
俺たちの知らない何かが。
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nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (
レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 檸檬の妹さん» ありがとうございます！！これからも、よろしくお願いします！！ (2022年9月27日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
