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康二side
俺は、あの日からずっと。
この時を待っとった。
愛奈に復讐するときを。
〜回想〜
大吾「…もしもし？康ちゃん？どないしたん、急に」
康二「…Aとみっちーと長尾のことや。俺、絶対に許さへん」
大吾「…康ちゃん…」
康二「俺、愛奈と同じ高校に入学する。絶対に復讐する」
数年前のあの日。
みっちーとAと長尾の関係に披裂が入った日。
俺は絶対に愛奈に復讐するって決めたんや。
俺とAは同じ孤児院出身。
俺にはもともと、親がおらへんかった。
でも、寂しくなかった。
だってAとみっちーがおったから。
だけど、しばらくもせんうちに、ふたりは新しい家に貰われていった。
俺は誰にも貰われずに大きくなり、やがて中学生になった。
そして、長尾と出会った。
家族を亡くした長尾と俺はすぐに仲良くなった。
でも、長尾もしばらくしてから孤児院を出て行った。
それから数か月後、たまたま同じ中学に通っていて仲も良かった大吾たちからAのことの連絡が来た。
Aとみっちーと長尾。
あの三人は、一人の女の嫉妬のせいで、幸せを絶たれた。
理不尽すぎる、身勝手な理由で。
俺は話を聞いて、怒りが止まらんくなった。
家族のように大事にしてきた三人。
あの三人の幸せを壊すなんて。
絶対に許せなかった。
だから俺は、行動に移すことにした。
『復讐』という名の、行動を。
そのために俺は愛奈を調べつくし、関西を出て東京に向かった。
そして、この雪石学園に入学した。
高地くんとAのことも当の前に知っていた。
だから高地くんに話を持ちかけたのだ。
康二「高地くん、Aと付き合ってるんやろ？俺、愛奈に復讐しようと思っとる。協力してくれへん？」
高地くんは、快く了承してくれた。
そしてなにわ男子たちに動きを指示し、俺はあたかも愛奈の味方であるような演技をした。
Aは、俺の計画に気付いていた。
もちろん、康ちゃんがしなくていいと言ってくれた。
俺は今更愛奈と仲ようせんかったら怪しまれるからと言って復讐をやめるフリをして、演技を続けた。
だって許せへんもん。
Aが許しても、絶対に俺は許さへん。
それくらい、愛奈は酷いことをしたんやから。
それと同様に、俺はスノストも許さへんかった。
大我くんはまだいい。
だって自分で気づいて正しい方に動いたから
他の奴らは絶対に許せへん。
何も知らないくせにAに罵詈雑言を浴びせたんやから
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すのうHIINA - noriさん» コメントありがとうございます！！そんなに褒めていただいてめちゃめちゃ光栄です……！！これからもぜひよろしくお願いします！！ (4月28日 17時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
