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「おばぁちゃん...なんで」
祖「あら、可愛い孫娘の懇談におばぁちゃんは
来ちゃダメなの？」
「いや、だっておばぁちゃんは...」
�猴�霊��
その言葉を呑み込むように口を噤む
祖「先生、遅くなってすみませんね」
そう言いながらすすすと教室の真ん中へ
歩き出すおばぁちゃん
(あ、そうだ！先生...どうしよう)
きっと先生だって驚いてるに違いない
そう思い振り返ると
案の定先生は目を大きく開きおばぁちゃんと
私を行ったり来たりと目で追いかけた
こうなってしまっては仕方がない
「...祖母です...」
土「あ、あァ...どうも担任の土籠です」
祖「ご丁寧に...いつもAちゃんが
お世話になっています」
...なんとも異様な光景だ
担任(七不思議 元五番)
私
祖母(幽霊)
一体どこの世界にこんな不可思議な懇談があるのだ
(まぁ今ここにあるんだけどね...)
その後懇談は
私の成績や授業態度の話から
今後の進路(とりあえずは内部進学)について話し
内容自体は差して他の子達とは変わらない物だった
土「では他に何か気になることがなければ...」
(ようやく終わった...)
一時はどうなる事かと思ったが
なんとか進路懇談も終わりが見えてきた
祖「あの...」
土「...？はい、なんでしょう」
祖「学校でのAちゃんはどうでしょうか？」
どきりとした
おばぁちゃんには学校生活の事は問題ないと
言ってはいたが、やはり前回の学校の事があるからか
知らずに心配をかけていたようだ
おばぁちゃんの質問にちらりと私を見る先生
(お願いだから適当にうまいこと言ってください)
これ以上おばぁちゃんに余計な心配かけたくない
祖「あのぉ...」
土「そうですね、最初はあまりクラスに
馴染めていないようでしたが...」
(余計なこと言うな！)
おばぁちゃんに見つからないようにキッと先生を睨む
土「今は楽しそうに毎日過ごしていますよ
クラスメイト以外に高等部の先輩とも
仲良くしているようですし...ね、瀬川さん？」
「はい おばぁちゃん心配しないで！」
土「あとはもう少し授業中に寝るのを減らせれば...」
「ちょ、先生！寝てません！」
先生へ抗議をする視界の端に
小刻みに震えるおばぁちゃんが見えた
「おばぁちゃん...？」
祖「よかったわ、そうAちゃん
楽しくやっているのね...」
土「えぇ、ここに来た時より
よく笑うようになりましたよ 本当に」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
