Sunshine ～episode２～ (ページ14)

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STORY43 ページ14

☀翔目線☀

サトシが俺の瞬間移動で飛ばした。
サトシが俺を見上げた。
俺の顔は酷くないかな？

「ショウ様・・・。」

「四天王が強いのは知ってる。
でも、だからって、強い能力で攻撃
してはいけないな。」

「分かってます。ですが・・・っ！」

「反論は結構。後はカズナリに任せる。
サトシ、失望したよ。」

すると、

「無理ですよ。攻撃しないで、彼らを
戻すなんて！」

サトシは少しイライラしていた。
手を前に突き出し、能力を発動させる
素振りを見せていた。

「フォノンメザーッ！！」

超音波が響いてきた。

「ショウ様っ！！」

カズナリとジュンがやって来た。
表情は焦っている。

「サトシ、怒りで、攻撃する相手を
間違ってますっ！」

「そうだよっ！」

「・・・っ！」

サトシの眼は紺色に染まっている。
俺は少しだけ、悲しかった。
でも、俺の意見は無理だって分かる。
それでも、俺の大切な仲間だから。
手荒に扱って欲しくないんだ。

「サトシ、頭を冷やして下さいっ！」

カズナリが何とかして、説得しようと
試みている。
でも、上手くいかない。
既に、サトシは怒り狂っている。

「ショウ様、ここを離れて下さい。」

ジュンが言った。
俺は素直に従う事にした。
カズナリとジュンに任せよう。
仕方ない事だ。
俺は違う部屋へ移動した。
俺の専用の部屋だ。

その後、とてつもない振動が伝わった
のは、きっと、サトシの所為だ。