４−８ ドキドキ止まらない！ ページ28
「ひっく、うぐ・・・。」
嗚咽が漏れる。
やばい。もう無理だ。
こんな顔、上杉君には見せられない。
私は、放心している上杉君の横を、通り過ぎようとした。
パシッ！
つかまれた右手。
それも、かなり強く。
「・・・上杉君。」
私の呼びかけにも答えず、そのまま引き寄せられた。
！
・・・抱きしめられてるよね、これ。
途端に、赤くなる頬。
「あ、あの、上杉君、」
「うるさい。」
その一言で、私は、静かになる。
でも、恥ずかしいし、やっぱり反発したくなる。
「や、でも、恥ずかしいし、」
「うるさいって・・・たくっ。」
すると、上杉君の顔が、目の前に・・・。
！？！？！？！？！？
その瞬間、私はもう、沸騰っ！
だって、上杉君、私にキスしてたんだもんっ！
あ、ありえない、あの上杉君が。
・・・どれくらいたったのか。
上杉君の顔が、離れた。
「・・・俺だって、お前と同じだよ。手をつなぎたい、抱きしめたい、キスしたい。でも、怖かったんだ。俺が、お前に触れることで、お前が壊れるんじゃないかって。」
クシャッと、髪をかき回す。
そして、何かを決意したように、顔を上げた。
「正直、俺、キス以上のこととか、考えてるから。」
キ、キス以上・・・。
想像しただけで、顔が真っ赤っ！
・・・でも。
「それって、私をそれくらい好きってことでしょ。うれしい。」
そう言って、にっこり微笑む私。
月夜に照らされた上杉君は、とってもかっこよく見えました。
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ういろう(プロフ) - 大沼華枝さん» はい！犬とか猫とか、インコとか、・・・恐竜・ライオンとか・・・(笑) (2016年8月8日 15時) (
レス) id: f2dc39bcae (このIDを非表示/違反報告)
大沼華枝 - いえいえ。ありがとうございました。 (2016年8月7日 12時) (レス) id: 819870e88e (このIDを非表示/違反報告)
miyuri - リクエストに応えてくれてありがとうございます「＾・＾」 (2016年8月6日 15時) (レス) id: de6218f8d8 (このIDを非表示/違反報告)
華枝 - (3DSから)ああー。えっと、もう少しまってください。公開できるようになったら、パスワード消すので・・・。まだ内容まとまってないし。実は、これからリア友に、おかしいところ直してもらう予定で・・・。なので、もうちょい待ってください。 (2016年8月6日 10時) (レス) id: d06164f68d (このIDを非表示/違反報告)
夕奈 - ミルキーウェイは知っている パスワード 教えてください (2016年8月6日 9時) (レス) id: 25221f34bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大沼華枝 | 作成日時：2016年7月17日 11時
