毒占欲【d！】

首輪が12こ(番外編) ページ14

「…え？」

私は今最高に間抜けな顔をしているだろう。

いつもの優しいしゃおちゃんがいきなりド低音ボイスで女の子に毒吐いたのだから

「大概にしといてや。自分等のほうが可愛い？んなわけあるか。お前らよりAのほうが何倍、いや何億倍可愛い。」

さっきまでのウブしゃおちゃんは何処に行ったのだろうか。

「しゃおちゃん…ちょっと言い過ぎじゃ…」

「！あぁ、長く話してもうてすまんな…！足大丈夫か？」

「……大丈夫だと言えば大丈夫だよ。ただちょっと歩けなくて…」

痛みは大丈夫だが肝心なのは歩くことだ。
ここは外なのだから足がないと帰れない。

いつのまにやらしゃおちゃんファンクラブも居なくなっていて(と、言うよりしゃおちゃんが追い払ったのだが)鼻のツンとした匂いが少しずつ取れていく。

薄くすれば結構いい匂い

「ちょっと待ってろ、今ぺ神の所連れていくかんな！」

しゃおちゃんにいわゆる姫抱きをされている。
あれ…しゃおちゃんのシャンプー私と同じ…？
でも私と同じシャンプー持ってるのは、まんちゃんだけのはず(まんちゃんに貰った)

それより、しゃおちゃんが私を姫抱きして走ってもらってる事に罪悪感を覚え、

「重いだろうに…」と軽く口にしたところ、「大丈夫やで、軽いわ」と帰ってきた。
独り言だったのだが誰かか加わる事によってここまで暖かくなるモノなのか…


ところでしゃおちゃん、









なんで私のなくしたピアス、貴方が着けているの？






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朝起きたら
過去最高146位！？
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それにお気に入り32、評価19ありがとうございます！
　
皆様の声援を胸にこれからもガンガン更新しようと思います！

追加
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誠に感謝です！

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