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ある朝。




今日は朝ごはんに平助君がいなかった...




どうしたのだろうと思いながらも部屋にいると、寝ていて知らぬ間に夜になっていた。




貴方「あ...もう夜...

今日は平助君に会ってない...」



と思っていると




「少しいいか...」




土方さんだ。




貴方「はい...」





土方さんが険しい顔をして入ってきた。




私は何かがあったのだと察した。



貴方「何かあったんですか...」





そう聞くと土方さんは口をひらいた。




土方「夜の巡察で...平助が死んだ」






...え??






貴方「え、ごめんなさい。
なにを言ってるかわかんないです...」






土方「平助が死んだ」







...平助君が死んだ?





意味のわからない...信じられない言葉が...





頭をまわる...





貴方「平助くんが...死んだ?
何でですか?なんでそんな嘘つくんですか?」






土方「嘘でこんなこと言ってどうする」






じゃあ...



貴方「本当...なんですか...」





土方「あぁ」







なんで...なんで...







貴方「なんで...死んだんですか...」







涙が流れる。






土方「巡察で千鶴をかばって切られた」






千鶴ちゃんをかばって...









あぁ...最後の最後まで...いい人だった...








かっこいい人だった...








貴方「そう...ですか...」









土方「泣いていいぞ...」





と言って土方さんは私に背を向けてくれた。









私は土方さんの背中をかりて









貴方「なんで!!なんで死んじゃったの...!!!!
私を一人にしないで...嫌だよ...まだ一緒にいたかった...笑いたかった...!!!
いやだぁいやぁぁぁああ!!!!」







私は涙が枯れるまで...






声が枯れるまで...








泣き続けた。






土方さんはなにも言わず背中を貸してくれた。

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設定タグ:薄桜鬼 , 藤堂平助 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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平助 - この物語すごくおもしろい。受験頑張れ。薄桜鬼のメンバー全員がついてるぜ。続楽しみにしています。主人公作者平助共々応援しているぜ。 (2015年5月21日 4時) (レス) id: d5fb67acfc (このIDを非表示/違反報告)
あや@おてんば娘(プロフ) - 鈴音さん» そうだね!頑張る!!勉強します!← (2014年9月2日 19時) (レス) id: 74c09a9c50 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - あや@マリーさん» お互い!頑張ろ!!!! (2014年9月2日 8時) (レス) id: 9047c61ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あや@マリー(プロフ) - 鈴音さん» うん・・受験なんてしらん(( 私も頑張るか・・ (2014年9月1日 20時) (レス) id: be4f1eb588 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - あや@マリーさん» ありがとう!!!受験生なのでね...頑張りすぜ...!!! (2014年9月1日 19時) (レス) id: 9047c61ba5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴音 | 作成日時:2014年8月10日 0時

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