進撃の幼馴染【リヴァイ】

番外編 ページ48

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だけど、ホコリは一つも落ちていない。


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わかるよ。あたしは。


リヴァイは潔癖性だもの。


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『リヴァ‥‥‥』

涙が溢れ出そうになる。

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リ「なかなか手こずったんだぞ？」

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もう、視界がボヤけてうまくリヴァイを捉えられない。

ねぇ、今どんな顔してるの？


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リ「宗教は信じねぇ。神だとか俺にはよくわからん」


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リ「けど、誓うならここなんだろう？？？」


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そう。



ーーーリヴァイsideーーー


あの日から、何度もシチュエーションを考えた。

けど、いまいちわからない。


リ「この年で初めての告白なんてわらっちまうな」


ほんと、ため息がでてくる。


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ハ「告白がなんだって？？？」


リ「ーーッ！ハンジ！」


ハ「なぁにぃなぁにぃ？！やっとAちゃーんに言う気になったのぉ？」


リ「‥‥‥‥‥いきづまってる」

ハ「へぁ！？なにその言い方？？私に相談してるの？そうなんだね！？」

リ「もういい」


こんなやつに、聞くのは間違いだった。

ハ「まず、高級なとこはだめだよ？」

リ「は？」

女はそうゆうのを好むんじゃねぇのか？


ハ「Aには高いとこや緊迫感のあるとこはだめ。行くならお酒の美味しいとこだね」

ハ「それから、あそこもいいかもね！あ、あんま私が決めない方がいい？」

リ「いや、なんだ」

ハ「じゃあヒントだけ。使われてない◯◯」


ぴんとくるとこが一つある。

リ「参考になった。じゃあ」


ハ「うん！頑張ってねぇ〜！！」


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週末になる。


この俺が緊張するとはな。


店の予約はとった。あとはあの場所だが、一応行ったほうがいいか？？


たしか、この辺だった‥‥か‥？


確かに雰囲気はある。

しかしなんだこれは。ほこりだらけじゃねぇか。

リ「深刻な問題だ」


早急に取り掛かるか。

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「こんなとこか」


気づくと空は暗くなっていた。

そろそろ行かないとあいつは多分怒る。


はやくあいつの反応が見たい。


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誓う場所、そう、ここはそうゆう場所。


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この人がここを選ぶ理由がロマンチックすぎて似合わない。

そんなところも愛しいと思う。


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