【歌い手】気力不足×睡眠不足【そらる】

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『え、やだけど』








…………

………

……

…









ま｢なんで！？｣



『え！？逆にこの私が素直にうん、と言うと思ってたの！？』



ま｢全然！｣



『あ、うん！…なんかひどくね！？』






っていうか、分かった上で聞いてたのかよ！？



…え、えぇー…





そ｢…A、なんでイヤなの｣



『…普通に、色々めんどくさいから？』





そう答えると、あー、と少し納得した雰囲気



……おーおー、中々分かってきたじゃん





さ｢やろーよー！｣



『やだ』



う｢……………やるなら、離してあげるけど｣



『う“っ…』





離しては欲しい、けど…


やりたくないし…





っていうか、今日みたいな呼び出し増えるんじゃないの…？



そんなのっ…






…想像するだけで憂鬱なのだが。






というより、元々部活とか入るつもりないし…






そ｢どうしても？｣



『ど、うしても…』




…ん？あれ？


私、何か大事なこと聞いてなくない？







…そう、なんでそんなことになったか聞いてないじゃん！？(気付くのが遅い)




……聞いたところで入るかは分からないけど






『…どうしてそんなことになったか、理由を聞いても？』




ま｢んー…えっとね、Aってほら、七不思議になってるでしょ？それで、『ちょっとストップ』ん？｣




『七、不思議…？何それ？』





この学校に七不思議とかあったの…？

え、初耳




私がその一つなのも初耳…




さ｢放課後の謎のピアノの音！誰が弾いてるかは分からない！まさに謎！みたいな感じで｣



『…マジかよ』





つまり、人が来る度にびっくりして隠れてたお陰で七不思議にまで昇格したのか…





…なんか複雑






『…もしかしてだけど、その七不思議の噂でここに来た、ってこと？』




ま｢んー…まぁ、そんな感じ！｣




そ｢詳しく言うと…さっき俺らで話しててーーー｣









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