番外編ーバレンタイン4 ページ36
ヲタみんにチョコをもらってホクホクしたまま、
時は過ぎ、お昼休み
廊下では朝に負けぬ量の人がごった返してる
………この学校こんなに女子いたのか…
これ、購買派の人大変じゃね…
絶対流されそう…
購買派の人に心の中で合掌しながら、パクパクと弁当を食べる
食べて、いたのだ
ま&さ「チョコくださいっ!!」
なんで騒動の原因の人が目の前にいるのでしょう
なぜ可愛く手を出してるんですか
女子の視線が…ガクガク
やめて!殺さないで!まだ逝きたくない!
とりあえず早くこの2人をどうにかしないと…!
チョコをバックから取り出して、2人の手に置く
ま「ありがとうっ!」
あ、凄い
控えめに言って、天使だ
あれ、背中に羽が見える…疲れてるのかな
さ「おぉ!僕も貰えた!」
『え、欲しくなかったの?』
さ「そうじゃないよ!?欲しかったから!ほら、中学のときは貰ってないから!」
あれ、あげてないっけ…
記憶をたどってみるけど、…渡してないわ
なんかごめんな、坂田
わいわいきゃーきゃー目の前で女子高生並の盛り上がりを見せるまふっちと坂田
2人を引っ張って廊下に出す
バイバイ!って2人が言う前に、坂田に
さ「うらたさん、待ってるからあげてあげてね!」
ってちょっと含み笑いしながら言われた
……くっ…一番の難関を普通に言いやがったな…
立ち上がったついでに食後のジュースを買いに行こうと、中庭の自販機に向かう
…なんの神様のいたずらか、そこには
う「あれ、A」
お目当てのうらたがいた
『え、ちょ、…あぁ、ここで待ってて!
3分でいいから!!』
ダッシュで教室に戻る
チョコを素早くとって、階段を降りていく
実を言うと、4人の中で一番貰うのはうらただ
……一番ファン(?)がいるから
今しかない!!!と、謎の使命感で、息を切らして
うらたのところに行く
『これっ…!』
う「え、これ…俺に?」
『そう!…ゴディバには敵わないけどな!』
聞いてたのかよ!!と盛大なツッコミを入れてくるうらた
うん、今日も絶好調らしい
う「………ありがと」
『…うん』
少し、少しだけ…私の見間違いかもしれないけど、
うらたの耳は、赤くなっていた
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梟猫(プロフ) - おとはさん» ひとつやで!! (2017年3月27日 23時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» あざす!あ、後ろ髪なんやけど基本1つよな?あ、2つがいい!ってなったら言って! (2017年3月27日 23時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
梟猫(プロフ) - おとはさん» うん前髪がななめのやつ!大丈夫!うちも知らんかった!(こいつも女子) (2017年3月27日 22時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ごめん!もうひとつ!アシメントリーって前髪がナナメになってるやつだっけ!?ごめん!女子ってよく分からんもんで(こいつ女子)← (2017年3月27日 22時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ねぇねぇ(n‘∀‘)η後ろで髪の毛結んでんのって1つ?2つ?ごめんアホやからわかんない←私はどっちでもかけるよ! (2017年3月27日 21時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梟猫 | 作成日時:2017年1月3日 15時