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side_Soraru



ーーー「ぅ…お……ぃ」



あれ、なんか、声が聞こえる…



ーー「そら、…起きて!」


まふまふ…?

………A?



誰だろ…誰でもいい、もうちょっと寝かせてくれ…





ま「起きろ、そらるぅう!!!」



そ「うっ………ぁ、まふ…」




耳元で叫んだのは、思った通りまふまふだった


……もっと優しく起こしてくれれば良いのに…





ま「そらるさん…もう昼なんですけど…


あっ、それと、Aさん知りません?」



そ「え…」



体をバッと起こして隣を見ると、弁当と紙パックジュースが机に置かれてるだけで肝心のAが見当たらなかった



……A、約束はちゃんと守るタイプだと思うけど





そ「なにか、あった…?」





その可能性は、まぁまぁあるんだよな…

朝、結構目立ったし




…まふまふは気づいてなかったけどな





ま「そらるさん?」



カタンッと席を立って、俺の斜め前…Aの前の席の佐藤に話しかける




そ「あの、佐藤」



俺が話しかけると、佐藤はバッと俺の方を向き、


二度見というか、三度見くらいして、自分を指さして、




佐「…………お、俺、で合ってますかね…?」




なんて聞いてきた



…えっ俺、クラスメイトにこんな反応されるの…?




…ちょっとショック




そ「そうそう、合ってる

……A、どこにいるか知ってる?」




そう俺が聞くと、佐藤はビクッと肩を震わせた



あ、これ知ってるな


そう確信して、問い詰める


佐藤は頑なに知らないー、ほかを当たってー
とか、言ってたけど




俺が諦めないことを悟ったのか、しぶしぶだけど
教えてくれた




佐「…女子から呼び出しだって

多分、そらる…くんたちのことだから、あんまり良い気持ちはしないだろ?」



そ「っ………まふ、来い!」



俺はまふまふの腕を掴んで教室から出る


あ、



そ「佐藤!教えてくれてありがとなー」


佐「え、お、おう!」




お礼言うの忘れてた



ま「そらるさん、どこ行くんですかー…」


そ「A、女子から呼び出しらしい」




そう俺が言っただけで、まふの雰囲気が変わった


……なんだかんだ、Aと仲良いもんな





Aが居るであろう場所はすぐ分かった


…結構、野次馬いるなー



少し面倒臭いけど、女子中心に話しかけて道を開けてもらう




ドアに手をかけて、開けようとした時、

……声が聞こえた

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梟猫(プロフ) - おとはさん» ひとつやで!! (2017年3月27日 23時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» あざす!あ、後ろ髪なんやけど基本1つよな?あ、2つがいい!ってなったら言って! (2017年3月27日 23時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
梟猫(プロフ) - おとはさん» うん前髪がななめのやつ!大丈夫!うちも知らんかった!(こいつも女子) (2017年3月27日 22時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ごめん!もうひとつ!アシメントリーって前髪がナナメになってるやつだっけ!?ごめん!女子ってよく分からんもんで(こいつ女子)← (2017年3月27日 22時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ねぇねぇ(n‘∀‘)η後ろで髪の毛結んでんのって1つ?2つ?ごめんアホやからわかんない←私はどっちでもかけるよ! (2017年3月27日 21時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梟猫 | 作成日時:2017年1月3日 15時

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