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｢ねぇ、何組だった！？｣
友達の玲奈がそう聞きながら、肩を掴んで、強く揺らしてくる
『…玲奈、お願いだから揺らさないで…酔う』
｢えっ、あ、ごめん｣
玲奈は、普通に私から手を離す
………なんだこの、ほんとに悪気なかった感
普通に謝んなよ…
歩を進めようとしたけど、
うぉぅ…頭がぐわんぐわんする…
どんだけ揺らしたんだよ…
｢で！？｣
『何』
｢何組！？｣
あー…と玲奈の勢いに押されながら、たった数分前の記憶をたどる
何組、だったっけ…
あ、思い出した
『A組』
私がそう言うと、玲奈は絶望的な顔をする
……あぁ、これクラス離れたな
なんとなく、玲奈の様子から察する
そういえば、
玲奈とは中学校からの付き合いだけど…
クラスが離れたの、初めてだな
『玲奈は？』
｢B組｣
『なんだ、隣じゃん』
絶望的な顔だったから、すっげぇ離れたのかと思ってたけど、隣なら大丈夫じゃん
……ここの学校A〜Eまでクラスあるから
あれ、そういえば…
なんで玲奈は絶望してんだ？
玲奈、コミュ力高いし…
何も問題は無いじゃないか…？
｢ちがうの！！｣
『え…なにが……』
唐突にちがうって叫ばれても…
私にゃ良く分からぬよ…
｢私は！！Aに友達が出来るかが心配なの！｣
『あー…やる気出せば作れr｢そのやる気を出さないから言ってるの！！｣…遮らないでよ…』
ていうか、玲奈…エスパーかよ
なんで心読めたんだよ…
｢あぁもう、A組の友達に頼んでくるから！｣
『ちょ！やだよ…
友達の友達とか…気まずいよ…！』
｢文句言わない！｣
『オカンかよ』
｢あんたを産んだ覚えはないわ！｣
『産んでもらった覚えもないかな』
いや別に、玲奈が心配するほどではないんだよ
コミュ力もそこそこ一般的にはあるんだよ
…でも、ほら…友達多いといざこざとか起きて…
こう、めんどくさいなぁってなって作らないだけで
そうやって、ずっと言い合いをしてると、
｢｢｢キャー！！｣｣｣
廊下につんざくような女子の悲鳴が響いた
『なに、Gちゃんでもいたの？』
ーー
G＝冥界の王より現世に忍び込んだ忌まわしき漆黒の羽を持つ呪いの古兵
訳:まぁ、お察しの通りゴ〇ブリ
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梟猫(プロフ) - おとはさん» ひとつやで！！ (2017年3月27日 23時) (
レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» あざす！あ、後ろ髪なんやけど基本１つよな？あ、２つがいい！ってなったら言って！ (2017年3月27日 23時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
梟猫(プロフ) - おとはさん» うん前髪がななめのやつ！大丈夫！うちも知らんかった！(こいつも女子) (2017年3月27日 22時) (レス) id: 1bc50a2351 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ごめん！もうひとつ！アシメントリーって前髪がナナメになってるやつだっけ！？ごめん！女子ってよく分からんもんで(こいつ女子)← (2017年3月27日 22時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
おとは(プロフ) - 梟猫さん» ねぇねぇ（n‘∀‘)η後ろで髪の毛結んでんのって１つ？２つ？ごめんアホやからわかんない←私はどっちでもかけるよ！ (2017年3月27日 21時) (レス) id: 8de2d27085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梟猫 | 作成日時：2017年1月3日 15時
