俺の！僕の！私の！仁義なき戦い！！！ ページ37
人気のない路地裏、俺たちは今、ヒプノシスマイクを片手に仁義なき戦いを始めようとしていた。
『二人のことはもちろん大好きだが、今回ばかりは本気で潰させてもらう。』
タク「当たり前だよ、親友だからって容赦はしない。」
シン「私も全力を出させていただきます。すぐに決着をつけてやります。」
空気が張り詰めて、何もしてないのに脂汗が出る。どうしてこんなことになったのかって？その理由は………幻と言われた限定スウィーツが7個入りだったからだ！三等分するのも誰かにあげるのも脳みそが拒絶する。それほどまでに美味しかった。ヒプマイの世界にいるのだからラップで王者を決めようとMTCに審判をお願いして、俺にとって最大級のラップバトルが始まった。
左馬刻「どんだけ甘いものが好きなんだよコイツら…」
理鶯「何事にも全力で取り組む姿勢には賞賛に値する。」
銃兎(A達にスイーツの差し入れをするときは3の倍数になるようにしとくか…)
3人同時にマイクを起動する。最初に行動するのは俺からだ。スウィーツラブと修行の成果を思い知れぇ！！
流石に一撃では倒れなかったがそこそこダメージは受けているようだ。チートであろうと神であろうと感情があるならマイクの攻撃は通る。アビリティに注意して攻撃すれば勝機はある！次はタクが動く、アビリティに合わせて鏡台のようなスピーカーで、手に持つマイクは真っ白なスタンドマイクに黒薔薇が巻き付いている。タクのラップは聞き心地が良く体の奥に馴染んでく、だからこそ危険だと気づいた時にはもう遅い。内側からの衝撃に意識が飛びそうになったが耐えた、俺には譲れないものがあるからな！
今度はシンが動いた。警戒して身構えていた……が、衝撃が来ない。攻撃された感触もなくて俺は困惑した。人間らしいとは言っても彼は神様なのだ。何か裏がある筈だ、仕掛ける前に沈んでもらおうか！
リリックを突き刺し、壁に叩きつけられ、疲労とダメージで視界が霞んできた。せめて…せめて一人は……爆音が聞こえて顔を上げると、倒れたシンが歯を食いしばり立ち上がるのが見えた。タクの鏡が輝いている、アビリティを使ったのか……ありがとう、これで反射に怯えずにアビリティが使える！これが全力だ！覚悟しろ！！
煙が晴れ、立っているのは俺だけ。これで……
シン「勝ったと…思いましたか？」
『は…？動けないのに、逆転なんて……』
シン「Aさんも…道連れです！」
雷に打たれたような衝撃、一体…何……が…………
シンのラップアビリティとケーキバイキング→←かっこいいチーム名を考えよう会議(名前がダサいとかいうな)
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夜桜 雷江(プロフ) - Makua*ぼっちさん» はいっす！！頑張ります！！応援ありがとうございます！！ (2021年9月27日 15時) (
レス) id: 0223c8e5d1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 雷江(プロフ) - Makua*ぼっちさん» 笑っていだだいて嬉しいです！彼の基準は人間にとって極端なのでw更新頑張ります！ (2021年9月19日 14時) (レス) id: 0223c8e5d1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 雷江(プロフ) - 九十九天斗さん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年8月22日 18時) (レス) id: 9673f83792 (このIDを非表示/違反報告)
九十九天斗(プロフ) - 最近この作品を知って,思わず一気読みしてしまいました！凄く面白くて続きが楽しみです！応援してます！ (2021年8月19日 22時) (レス) id: a6414a60a8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 雷江(プロフ) - Makua*ぼっちさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年8月10日 11時) (レス) id: 9673f83792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 雷江 | 作成日時：2021年6月30日 19時
