にわかだけど、ヒプマイの世界に転生しました【男主】

社会の闇を見た気がするのだが ページ28

誘拐犯たちを引き渡したのち、少しの間二人の家で休むことになりました。移動中独歩さんとシンはリーマン仲間ということで意気投合してひふみんが入れたお茶を飲みながらリーマンあるあるを話している。因みに俺は料理の話題でひふみんと仲良くなった。スーツ脱いだ時の明るいひふみんの笑顔めっちゃ可愛い。これも一種のギャップ萌えか。
一二三「そーいえばさー二人は誰かと一緒にシンジュク来たりしてた？これから寂雷せんせーに話題になってる奴ら捕まえた報告するんだけど、電話中に一緒に来てた人に電話してもオッケーだよ！」
『ま？一緒に来てる人MTCの左馬刻さんだけどそれでもいい？』
一二三「え！？Aってあのザーヤクと知り合いなの！？やっべー！ウケる！！うん、いいよ！俺っちたちがシメられないようにしてね！」
『サンキューひふみん！』
俺たちは少し距離を空けて、電話をかけた。

『もしもし左馬刻さん？俺です、オレオレ。』
【お前はオレオレ詐欺か。それでどうしたA、何かあったか？】
『今俺たちラップバトルで疲れて一時的に寂雷先生のチームメイトの家に休ませてもらっているって報告です。』
【おん、そうか。何かされたらすぐに言えよ。俺様がシメてやるからよ。】
『はーい了解でーすそれではまた。』
電話を切るとひふみんも同じタイミングで話が終わった。運命っすね、二人でハグした。
『取り敢えず、リーマンズのところに戻る？』
一二三「そだね！あっ戻る前にLINE交換しよ！」
『イイね！交換しよー』

てててってっててー俺は、ひふみんの連絡先を入手した！二人でるんるん戻ると、リーマンズは暗いオーラを纏っていた。
シン「それでですね。そいつは“やっぱこっちとチェンジで！”って言いやがったのですよ。蹴り飛ばしてやりたかったです。密かに毛根死滅する呪いかけときました。」
独歩「わかります、うちのハゲ課長も同じこと言ってきたのでわかりますその気持ち。」
シン「もしハゲ課長さんがうちに来たら同じ呪いかけましょうか？」
独歩「是非お願いします。ついでに外出時に毎回財布を忘れる呪いも。」
シン「本当リーマン舐めんなって感じですよね。」

わぉ闇が深〜い。一人はクソ上司、一人はわがままカスタマーへの愚痴が止まらない。ひふみんも苦笑いしてるよ。俺たちは新たなお茶とお菓子を装備してリーマンズのネガティヴをお祓いした。

俺以外にも………？→←全ては計画通りです

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