主人公になって原作とキャラを崩壊させるくらいなら、喜んでモブ役を務めます！【あんスタ】

Keito's birthday3 ページ33

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｢散々な目に遭った…｣






…！！帰ってきた、目論見通りだ。






｢でも、満更でもねぇだろ？｣









｢満更でも…？

ということはこれは貴様らが何か仕組んだせいなのか…！？｣







颯馬くんがはすみんの背中にまわり、貼ってあった紙を剥がした。





鬼龍先輩が、背中を叩いたときに貼った、それ。








そこには、｢今日の主役！！ HUG ME！！」

と、ポップな字で書いてあった。









｢き、貴様らぁ…｣





顔が赤い。これは多分照れてる。









さぁ、いよいよだ。









｢｢蓮巳(殿)、誕生日おめでとう(である！)｣｣






そう言いながら、2人がはすみんに抱きつく。





はすみんは一瞬びっくりして、すぐ笑顔に戻った。





幸せそうな、笑顔。



｢…ありがとう。…説教はなしにしてやる｣






私がこの世界を去ってからも、

こんな幸せが続いているならいいな。






そんなことを思っていたら、



｢ぷろでゅうさぁ殿はやらないのであるか？｣

と颯馬くんが聞いてきた。







私が…それをしたらマズくないですか！！


特に社会的に…！！！！









ちらりと、はすみんを一瞥する。




特に嬉しそうでも、かといって嫌そうな顔でもない。







と、はすみんが口を開いた。








｢…この際もう好きにしろ｣




えっ、と？それは…









…ん、それじゃあ遠慮なく。









えいっ






途端、ふわっといい香りに包まれる。





温かくて、優しくて。









『誕生日、おめでとうございます！』



｢…あぁ、ありがとう｣





｢おい、いつまでもそうされると見てるこっちが照れ臭くなるぜ｣




『わぁぁぁぁ！！ごめんなさい！！ごめんなさい…！！ふふ…』






｢笑いながら謝るな」









改めて、誕生日おめでとう。はすみん。







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はすみんHBD!!!

遅刻なのは許してください……

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