主人公になって原作とキャラを崩壊させるくらいなら、喜んでモブ役を務めます！【あんスタ】

夕ご飯。 ページ21

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｢そういえば、カフェシナモンは案内していなかったね。

良ければ今から行こうか｣




｢英智、俺はそろそろ…｢もちろん敬人もだよ｣…はぁ…行けばいいのか｣





腕時計が指す時刻は19時。





『何から何までありがとうございます。

確かにお腹が空いてきちゃいましたね……ん…？


………お二人…スマホ…鳴ってたり…しますか…？？』




カフェシナモンに向かう途中で何やら、音が聞こえてきたので立ち止まった。






それがスマホの着信音だということを理解するのに時間はかからなかったが




嫌な予感がする、と察知するのには時間を要した。






英智さまがポケットからスマホを取り出し、

自身の耳に当てる。




やはり電話か。








何秒かして、英智さまが再びポケットにスマホを戻す。


そしてこちらを向くと




｢急用があるって渉に呼び出されたんだ


今日は振り回してしまってごめんね


あとは敬人にゆっくり案内してもらってくれるかな


それじゃあ、また明日ね｣




と、申し訳なさそうに言った。







｢敬人、Aちゃんを案内しておくんだよ｣




次に、はすみんに釘を刺した。







ゑ？？






『え…いえ、今日はありがとうございました！』




スタプロに戻るため、踵を返す英智さまに

咄嗟にそう答えたはいいものの。









はすみんと取り残されたのだがこれ

詰みげーではないだろうか。

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