菅原くんは弟と血がつながってない。【男主】

家族。07 ページ7

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『(なんで静かになったんだ…?)』


何かまずいことでもしてしまったのだろうか。

すると、孝支さんと一緒にいた優しそうな先輩が俺に声をかけてくる。



澤村「お前すごいサーブだったな、経験者か?」

『体育でならやったことあります』




「「「「「体育だけかよ!!」」」」」

その場にいた全員が同じツッコミをした。

俺は首を傾げる。


澤村「じゃ、じゃあちゃんとバレーボールやったのは?」

『こんな風にきちんと教わったのは初めてですが』

東峰「すごいセンスだな…」


頭に?マークを浮かべながら、その日の体験入部は終わった。

終わったあと



菅原「やっぱりバレー部入るべ」

『いやまだ入るとは…』

澤村「お前のサーブはきっとこれから烏野の武器になる。俺たちの仲間になってほしい」

『…』



そう言われた。

バイト、しようと思ってたのに。


『考えさせてください』

そう言いながら頭を下げて俺は部室を出て行った。



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