外伝4 大晦日 ページ4
ガチャリ
静かに玄関のドアノブを回すA。
「ただいま〜……」
__只今、深夜11時
恐らくサスケは寝ているだろう。
そう思って、いつも通り任務から帰ってきたときと同じように帰宅したA。
だが、リビングから明かりが漏れている。
いつもならば消えているというのに
不思議に思いつつも、ドアを開ける。
と、そこにはテレビをぼーっと見つめるサスケの姿。
「あれ、まだ起きてたんだ」
サスケに声をかけ、隣に座る。
「大晦日くらい起きてる」
「……あ、今日大晦日か…」
思い出したように、ポンと掌に拳を乗せる。
「忘れてたのかよ…」と呆れるサスケに、忙しかったからさ〜と返事をして、テレビを見る。
「あ、年越しそばってあんの?」
Aのふとした疑問に、サスケはテレビに目を向けたままコク、と頷く。
「ちゃんとボクの分もあるよね?」
「無ェ」
「嘘っ」
サスケがしれっと答えると、当然驚くA。
「嘘。ちゃんとある」
「良かった〜。…ふあぁ、ねむ…」
こく、こく、と首が揺れるA。
それを横目で見るサスケ。
それを繰り返す二人。
「ふぁ、無理だ…」
パタ、サスケの肩にAの頭が倒れ込む。
「!」
一瞬ビクッとするも、その後は何事も無かったかのように振る舞うサスケ。
実は内心バクバクだったとかなんとか。
__テレビで年越しのカウントダウンが始まった瞬間、飛び起きたA。
「3、2、1…!あけおめ〜!今年もよろしくね〜」
「…ん、よろしく」
「蕎麦旨!?」
「…ふん」
年越しそばは、美味しく頂いたそうです。
(サスケ女子力高……)
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才 - そうですか でもこれからも閖ーユリーさんの作品、応援しています♪ (2017年2月28日 7時) (レス) id: e94bfd6cb0 (このIDを非表示/違反報告)
閖―ユリ―(プロフ) - 才さん» はい、本編の方は消してしまいました…自分的に満足できるものではなかったので…楽しみにしていただいておきながら申し訳ありません! (2017年2月25日 9時) (レス) id: 1b4eaf8d42 (このIDを非表示/違反報告)
才 - 追加ですが、本編って消してしまったのすか? 見ようとしたら見れなかったので… (2017年2月24日 0時) (レス) id: e94bfd6cb0 (このIDを非表示/違反報告)
才 - こんにちは! 楽しみにしていたので嬉しいです 更新、頑張って下さい♪ (2017年2月24日 0時) (レス) id: e94bfd6cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄泉月─ヨミヅキ─ | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月25日 3時