【スマブラX】青い三剣士と！【亜空の使者】

剣士 ページ25

またマルスさんから説明があり、アイクさんが指輪を受け取った。

貴｢よろしくお願いします、アイク殿。」

しばらく敬称に迷ったが、傭兵団団長ということで殿にしておく。

しかしその悩みもあっさりと打ち砕く一言がアイク殿から放たれた。

アイク｢その呼び方は気に食わん、俺は一介の傭兵だ。呼び捨てで構わん」
貴｢わ、分かりました」
メタ｢私の呼び名も卿などと付ける必要はないのだが」
貴｢…はい」


しかし国仕えの身なのでそうやすやすと他人を呼び捨てには出来ず、敬語＋名前にさん付けが安定してしまった。

アイク｢...で、どうする」
気付けばもう夜。薄暗い砂漠を移動するのは得策とは言えまい。

メタ｢今日はここで休もう。交代で見張りに当たれば良い。」
マルス｢そうだね、むやみやたらに追いかけてもこちらの消耗が激しいだけだよ。」
アイク｢分かった」
貴｢はい」


───


貴｢うわっ、アイクさんボロボロじゃないですか...」
アイク｢荒野を１人で走りっぱなしだからな。」
貴｢メタナイトさん、先ほどの怪我は大丈夫ですか？」
メタ｢ああ、Aの回復のおかげですっかり平気だ」

全員の怪我や体調を全快にしておく。マルスさんは見張りをしてくれている。

アイク｢...ところで飯は」
貴｢あっハイ！作りますね！」
アイク｢…お前がか」
貴｢え、」
アイク｢すまん。妹の飯が...アレでな」

…アイクさんの妹さんは料理が苦手なのかな...

メタ｢私も手伝おう」
貴｢あ、ありがとうございます」
アイク｢ならば、俺はマルスと見張りを」
貴｢よろしくお願いします」

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