【スマブラX】青い三剣士と！【亜空の使者】

エインシャント卿 ページ22

貴｢というか見失いましたね、ハルバード…」
マルス｢そうだね、いくらブリムでもよってたかられると厄介だし」
メタ｢ここはひとまず休憩にするべきではないか？Aもマルスも疲労困憊だろう」
マルス｢ああ、砦から休憩無しに走って来たからね」
貴｢魔力もそろそろ回復したいですしね」
メタ｢決まりだな」

───

焚き火を囲んで、各々が剣の手入れを始める。
貴｢マルスさんもメタナイト卿も、その剣...名高い剣とお見受けします」
マルス｢僕のはファルシオンと言うんだ。柔の剣と呼ばれる」
メタ｢私の物は宝剣ギャラクシアだ」
貴｢羨ましい限りですよ、私のは宮殿御用達の鍛冶屋が鍛えたとはいえ宝剣でも神剣でもないので…」
メタ｢しかしA、貴殿は優れた身体能力があるではないか」
マルス｢そうだよ、体術に関しては人並み以上に使えるんじゃないかな？」
貴｢こんなのエデン王国では平凡ですよ？」
マルス｢...え」
メタ｢世界は広いものだな」
貴｢…でも私の相棒の剣はけっこう凄かった気がするんですよ。あ、相棒はランサーなんですけど剣術も習得してます。」

かつての私とハヤトの裏の戦いで、ハヤトは七支刀を手に入れていた。

それこそが魔刀オロチ。
七支刀の分かれ目一つ一つを八岐大蛇になぞらえた代物らしい。


貴｢進化してないの私だけなんですよねー...」
手入れを終えたレイピアを鞘におさめ、体を伸ばす。リラックスすれば魔力は自然に回復する。


マルス｢まあ、この戦いを終えたらしばらくはスマブラ館で過ごして参戦だろう？それならAのレベルアップもされると思うよ？」
メタ｢根拠は？」
マルス｢だってリンクのマスターソードといい、ファルシオンといいギャラクシアといい名剣が集まるからね。マスターはアンフェアな戦いを好まないよ。Aの剣が強化されることを見越して招待したはずさ」

貴｢なるほど…」
メタ｢さて、そろそろ休憩は良いだろうか」
マルス｢ああ」
貴｢はい」
メタ｢ハルバードの行き先は記憶した、行こう」

２人の人影と1つの球体状の生物が砂漠を歩く。

太陽が沈む前に→←ー番外編ーエデン出身組にいろいろ聞いてみた。

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