天使姉弟の冥府浄化記 其の二

二十五章　戦いに終止符を ページ43

強風と竜巻と化したハデスを避け、攻撃する。
そして、盛大に転んだハデスは空中へ飛んでいく。
ピットも真・三種の神器を高速フォームへと変形させハデスを追いかける。


―――――
―――。


全身砲台だらけのハデスの体を攻撃し、核(？)のような物を攻撃する。
そして、まぬけた声を発したあと、黒い矢のような弾幕を放つ。
一生懸命避けるが、攻撃を受け爆発する。
墜落した――――かと思ったら、格闘フォームへと変形させたピットが再度ハデスに立ち向かう。

このしぶとさにがハデスも驚く。
だが、全身砲台満載でピットの相手をする。

「いつもがこうじゃないのよ。今はピット君をコテンパンにしたいだけ。
　だいぶ小さくなったし、もう耐えれないだろうけどねッ！」

ビームやら、弾幕が飛び交うなか避けては射撃…を繰り返す。
とても攻撃が激しく、射撃する隙すらも存在しないように感じる。



そして、唸り声をあげる。もう、余裕が無いのだろうか。
突然、ピットの乗っている真・三種の神器を手で掴む。そして、体からドリルを出現させピットごとすりつぶそうとする。

だが、装甲の一部を切り離し脱出する。
そして、光の剣のような物を装備してハデスに一撃をおみまいする。

「やったか。」と思ったら、ハデスは上半身だけで浮いていた。
……お互い、しぶといものだ。

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