天使姉弟の冥府浄化記 其の二

十七章　新生オーラム ページ23

ピット「…ッテテテ。」
パルテナ『あぁ、良かった。』
自然軍のボックリが足場を動かす。

A「ナチュレ、敵同士ながら何故ピットを助けた？」
ナチュレ『つべこべぬかすな！そなたらはただ戦っておれば良いのじゃ。』
パルテナ『自然軍、冥府軍、パルテナ軍を同時に相手して、互角に渡り合えたオーラムです。
　 それがラーズの力で更に凶暴になり、初期化爆弾にも耐えてしまった。

　 今、倒してしまわねばこの星に明日は無いという事ですね。』
ナチュレ『どうしてこう、シンプルに言えんのじゃ。
　 インテリ系め。牛乳瓶の眼鏡しとけ！
　
　 あと、A！もっと簡単に言ってみよ！』
パルテナ『あら。世界が回って見えますわ。』
A「乗るな。
　
　 ……そうだな。
　 『オーラムラーズを撃破しろ。』…だろうか。」
ピット「分かりやすい！！」


しばらく進むとピットが愚痴を言いだした。
ピット「足場が狭くて戦いにくいなぁ…。』
確かに二人が戦うには狭すぎる。
…私が空を飛ぼうとしたら、ピットに止められた。何故だ。

ナチュレ『贅沢な奴じゃな。


　 これでどうじゃ！』
さっきの倍もある足場が出てきた。すぐにそっちへ移動する。
ピット「これなら戦いやすい！」
パルテナ『だけど、敵にも乗られやすいですね。
　 足場に降り立つ敵に注意しなさい。』

その言葉のあと、オーラムボックンとオーラマが降り立つ。
前のオーラム敵と違って、ドットが緑ではなく赤になっている。…ラーズだから？

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