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吸血鬼な騎士様 ページ12

「___。_____っ。___A。」




『ん…。』




遠い方から誰かに呼ばれて、あたしはそこで、「懐かしい夢を見た」ということを実感する。



確か、あの後話は淡々と勝手に進んで春休み明けからアイドル科に転入したんだっけ…?


それと同時にKnights加入申請もして、なにやら生徒会は"革命"で忙しかったらしく、正式に受諾されたのはつい最近?だっけ。忘れた。




もちろん、正式Knightsじゃなかったあたしは、革命組に入ろうとは思わなかった。

それに、"革命"があまりにもデカすぎて正直あたしの存在がみんな「はて?なんで女の子がここに居るの?」ってなるまでかなり時間もかかった。



デュエルだって出ていない。



あぁ、そうそう、その後すぐだ!
Knights加入申請通ったの。



どうやら割と最近、とまではいかなかったらしい。





「あ〜ん♪」





『い"っ…!?』





がぶりんちょ♪
小声サイズで聞こえた瞬間、首筋に激しい痛みを感じた。

色気もへったくれもない「い"っ」だった気がする。



『なななっ…!?なにっ…!?んん…』



「ダメだよ〜、A。俺を差し置いて先に寝たと思ったら、今度は起きても俺をスルーするんだもん〜…。お仕置が必要だよねぇ…♪」



『り、凛月くん?その…!?ひんっ!?痛いよ!?…ぃ…』



「ん〜…♪いいねぇ、Aの痛みに耐えるその顔♪…ちょっと…いや、かなりそそる〜♪」




『まさか…そんなセーヘキをお持ちですか…あっ!?ごめんごめんごめん、痛いから吸わないで!?』





右の首筋に、その鋭利な牙を立てた凛月くんに、セーヘキなんて言ってしまったことを怒ったのか、そこから流れ出るトマトジュース(言い方可愛いでしょ)を飲み始めた。






この人、ホントに吸血鬼だったんだ…?

シニカル騎士様→←瀬名泉



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さりな(プロフ) - パスワード教えて下さりますか? (2019年9月7日 21時) (レス) id: d6387d6472 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さゆな x他1人 | 作成日時:2019年6月1日 13時

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