事件のノートは知っている

車椅子は知っている9 ページ13

｢もしもし？立花です。｣

｢あっ、アーヤ？朝早くにごめんね。今から集まるよ。商品が出されたんだ。｣

ほんと！？今日は学校もないし！(土曜)

秀明まで時間あるから大丈夫だ！

｢そうなんだ！今から行くね。どこに行けばいい？｣

｢僕の家で。黒木がアーヤの家に向かってるはずだよ。｣

｢ありがと。｣

早く準備しよう！ノート持って……。行きになにか買って言ってあげよう。みんなは、飲み物がいいかな。黒木くんに言って途中で待っててもらおう。

ピンポーン

｢はい。今出るね。｣

｢やぁ。行ける？｣
｢うん。行けるよ。｣

ママに捕まる前に……。

｢あれ、彩？どこに行くの？って……。黒木くんじゃない！｣

｢こんにちは。彩さんと、少し勉強しようと思って。駅前に新しいカフェができたんです。近くに図書館もあるから、そこにも移動できるんですよ。」

｢そうなの！黒木くんに彩を任せておけば心配ないわ。いつもありがとね。｣
｢いえいえ。こちらこそ。 いつもお世話になってます。」

｢もう！ママ！行ってくるからね！｣

外に出た。少し歩くとコンビニがみえたので、

｢黒木くん。みんなに飲み物を買っていきたいんだ。だから、少しコンビニの前で待っててくれないかな？｣

｢あっ。それなら好みがあると思うから俺もついて行くよ。｣

｢ありがとう！｣

そうやって、買っていったんだ。そういえば小塚くんのお家に行くの初めてだな。楽しみ！

｢ここだよ。さあ、入ろう。｣

階段を登ってたら、上から若武がはしゃぐ声が聞こてえきた。

｢みんな。アーヤを連れてきたよ。｣

｢よし、始めようか！｣

｢今回の商品がはこれなんだ。すぐに脱げる洋服。海などに行くとき、溺れないようにするやつらしい。｣

｢えっと、定価だと……。1500円だね。で、これだと……2800円だ。高いなぁ。｣

｢俺の金で買えるから手続きしていいか？｣

｢おう。頼んだぞ。｣

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ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーナンバー

8

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