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好きです7 ページ8



放課後、屋上へと向かってみた

なんとなく空に近い場所で空を見たかったから

一人鞄を持ち屋上へと続く階段を上りドアに手をかけ

ギイッっと少し重いドアを開けると視界には青い空が広がる

手すりに少し身を乗り出していたら突然声をかけられた

「何してんだよ!?」

いきなりのことで驚いてしまい私はバランスを崩した

「え、あ、ぎゃあああああああ!」

「あ、危な!!」

落ちる!!そう思って目を閉じたが下に落ちていく感じもしないし
なんだか温もりを感じた

「お・・・?」

恐る恐る目を開けると真剣な顔をした男の子がいた

「ご、ごめん!!まさかバランス崩すと思わなくて!!俺・・・本当に・・・!!」

かなり焦っているらしくだんだん言葉になっていなかった

足元を見てみると一年生の使用している色の上履きが見えた

「私は大丈夫だよ。気にしないで。それより...腕離してもらえると有難い」

私がそういうと今まで気付いていなかったのか何なのか分からないが
また慌てだし私を抱き寄せていた腕を離した

"忙しい子だなぁ"

と言うのが最初の第一印象だった

すると突然名前を聞いたわけではないのに何故か自己紹介を始め出す1年生少年

「俺、藤堂平助!1年4組!部活は剣道部!これもなんかの縁だろうしよろしく!」

ここまで名乗られて名乗らない訳にもいかず私も始めた

「山下A。2年5組。部活は無所属。よろしくね」

ここで先輩だと気付いたのか顔を青くする少年こと藤堂平助君

「お、俺先輩にタメ使っちまった!ご、ご、ごめんなさい!」

「大丈夫大丈夫ー。気にしないで。タメでいいよ、固っ苦しいし」

この一言で顔が明るくなった









藤堂平助君との出会いが私と沖田さんの距離を縮めていく事になるなんて気付かなかった




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更新遅くて申し訳ありません!
現在PCが壊れており更新が出来ません
携帯でもやろうと思えば出来るのですが反応が悪いので扱いにくいのです
言い訳なのは分かっておりますがPCが直るまで更新は出来無いと思ってくれると
ありがたいです。本当に申し訳ございません

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設定タグ:薄桜鬼 , 恋愛 , 飴雪   
作品ジャンル:恋愛
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シンラ♪ - 今晩は!話とっても良かったです!これから2人がどうなるか楽しみです。頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2014年12月7日 22時) (レス) id: bb258b3562 (このIDを非表示/違反報告)
飴雪(プロフ) - 白夜さん» 初めましてw有難うございます!!面白いですか!嬉しいです!!ゆっくり更新ですがこれからもよろしくお願いします!! (2014年9月7日 17時) (レス) id: b3952f5652 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - えーはじめまして?←え 見ました!小説、全部!私沖田総司大好きなんですよ!うんマジでこの小説面白いです 頑張って下さい!応援してます! (2014年9月3日 3時) (レス) id: dcc2cda9a3 (このIDを非表示/違反報告)
飴雪(プロフ) - 魅麗花さん» 大好きだなんて!!ww沖田さん大好きなんですよ〜!温かいコメントありがとうございます!!更新頑張ります! (2014年8月30日 22時) (レス) id: b3952f5652 (このIDを非表示/違反報告)
魅麗花(プロフ) - めっちゃ話大好きです♪ 沖田さんめっちゃかっこいい♪更新楽しみにしてます♪ (2014年8月29日 23時) (レス) id: c1ec8e7757 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴雪 | 作成日時:2014年8月17日 3時

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