成長した貴方と (ページ3)

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北央競技かるた部ページ3

ここ、北央高校は、かるたの強豪校で、何度も優勝している。
ここへ来たいと思った理由はその一点に過ぎない。
そして、その望みを叶えることが出来た。
ここの練習は結構ハード。
柔軟体操とか、初めのうちは何にも分かんなかったけど、思った。
A「これがかるたが強い人達の練習なんだ、、、！」
感動した。そういえば、私の会の先生が言ってたなぁ。
先生『かるたはな、全体の色んな所を使って戦う競技なんやぞ。だから、体操はしっかりしなさい。』
こういう事だったんだね、先生。

そんなこんなで体操が終わり、いよいよ試合が始まる。
私はだいたい部長とか、先輩たちとばかり試合してる。
まあ、何とか今のところ8勝0敗だけど。
こんなに試合してるのに勝ててる。今までなら絶対2敗はしてる。私は耐久力がないから。
これも、体操したおかげかな。

部長「じゃ、今日はここまで！礼！」
『ありがとうございました！』
荷物を整理してっと、、
荷物を持って、須藤のところへ。
須藤「ん、ちょっと待たせたか、ゴメン。」
！？
こ、こんな素直な須藤、いつぶりだろうか。
え、大丈夫か？こいつ。どっかで頭でも打ったか？
須藤「んだよ、その顔は。今日束負けしまくったから落ち込んでるっていうのに。」
なるほどね。
だったら、
A「久々に試合しよっか！そして、自分の弱点に気づくこと！そうしたら、束負けした相手にも勝てるって！」
須藤はしばらくポカンとしていたが、ふっと笑って、
須藤「流石、俺の幼馴染だな。」
と言った。
その笑顔に少し胸がドキッとしたのは、秘密。