ガロプラ襲撃4 ページ43
『やっとのこさ鎌二本か、
こいつは骨が折れる。』
『
フユシマのおっさんに全部ショートワープに変えてもらったほうがやり易くなるが、』
『
こっちの動きを制限してくるのが厄介だな。』
『黒トリガーでない限り
連発はないでしょう。』
『溜め方からして
ものスゴい威力があるはずだ。
ムラカミに守りは任せよう。』
『よし、その間に
敵を減らすぞ。』
『アテン、どっちから?』
『犬型は多すぎると
細かく動かせないらしい。
リングを操る男と犬型は
重い大男の攻撃をサポートしている。
……こりゃ、
バラして戦った方がいいな。
軽い方はカザマのカメレオンと
アタシの攻撃を警戒してる。
ちょうどいいから2と3で分かれよう。』
『そうだな、
“重い方”は三人でかかれ。
犬は各々で対処する。
いいな?』
『了解』
『了解!』
『了解!』
『わかった。』
〜本部前〜
綺命と美禮は女性近界民と戦闘中。
「犬はもうないようだな、」
「チッ、」
綺命の美禮の周りには
無様な姿の犬型トリオン兵…
女性はまた舌打ちすると煙幕を散らした。
「…美禮、」
「“見えてる”のよ…!」
パンッと
拳銃の引き金を引く。
放たれた弾丸は女性の左脇に当たる。
「くっ…」
「チッ、外した…」
「(ここでもう使い切ってもいいか……)
“
「「……!?」」
女性は分身し2人に襲いかかる…が、
『命さん、それ本体以外“幻”です。』
『ふーん、どれが本物かわかる?』
「……一番、右です」
“ありがと”っと口角を上げて
右の女性の胸を貫く。
「……!!」
「チェックメイト、」
ジジッ
「お、チェックメイトと同時に良い
麗一が帰って来たよ、」
『『「!!」』』
この報告で月影隊全員の口角が上がった。
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