ガロプラ襲撃2 ページ41
〜玉狛〜
「ぇ…ヒュースがいない……？」
リヴィーが
オペレーターの仕事をやっている時、
ヒュースがいなくなった…と陽太郎が来た。
「リヴィー、いっしょにきてくれ！」
「！……ヨウタロウ様…」
「リヴィーは
ヒュースの幼なじみなんだろ？
なら、はやくいこう！」
「……ですが…
私には月影隊のサポートがあります故に…」
困惑しながら言うリヴィー…
その時、通信が入った。
『リヴィー、』
「！アテン様…！」
アテンは太刀川たちと共に、
遠征艇のある格納庫にいた。
「リヴィー、
サイドエフェクトだけ共有して
ヨータローと行きな。
アンタ1人いなくなっても月影隊は崩れん。」
『アテン様……』
『そうだよ、リヴィー。』
『！ミコト様……』
『トリオン操作のサイドエフェクトを
私たちにも共有して行って。
決しておまえが
足手まといって言っているわけじゃない。
ただ、おまえが後悔しない道へと行ってほしいだけだ。』
「……そういうことだ、
こっちも、敵さんが到着したらしいんでな。」
『……了解しました。
サイドエフェクトを共有し
ヨウタロウ様と共にヒュースを追います。』
「『『了解。』』」
「敵さんは2人。
こっちに向かって来てる。」
攻撃手ランク不明
(※ランク戦不参加)
林藤アテン(17)
「遠征艇ドック用
エレベーターを降下中。」
攻撃手ランク2位
風間蒼也(21)
「二人だけですか？」
攻撃手ランク4位
村上鋼(18)
「門で犬型のトリオン兵を呼ぶそうだ。」
「うわ、メンド……」
「“前”の新型より
手強いってことはないだろ。
“こっち”に予知があるとはいえ
こと面子に突っ込んでくる相手がかわいそうだな。」
なはははっと笑い飛ばす太刀川に
小南が溜め息を吐いた。
「何のんきなこと言ってんの。
迅の予知だとあんた、真っ二つにされるらしいわよ。」
攻撃手ランク3位
小南桐絵(17)
「「「……！」」」
「へぇ、
そいつは俄然楽しみになってきた。」
攻撃手ランク1位
個人ランク総合1位
太刀川慶(20)
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