ランク戦三日目9 ページ32
『橋に到着と同時に
ユーマ様の片足が失われました！
ユーマ様はここでグラスホッパーを起動！
橋を渡る気でしょうか、
それともカウンター狙いでしょうか！』
『空閑がどう動いても
村上は食い付くぞ。』
村上が一歩踏み出すが、
その下にはグラスホッパー…
『！！
グラスホッパーを踏ませ
上へと上がらせた…！？
ユーマ様、さらに組み付き
ムラカミ様を川に落とす狙いでしょうか！
しかしこの距離なら
スラスターで回避できますが……』
その瞬間に雨取の砲撃が橋に直撃。
更に橋が崩された。
『チカ様の砲撃が炸裂！
お2人は川へと落下しました！』
村上は水流に流されるが、
遊真はスコーピオンを使って川を泳ぎ…
村上のトリオン供給機関を貫いた……
『緊急脱出したのは……
鈴鳴第一のムラカミ様！
水中に引きずりこんで
ムラカミ様の守りとバランスを崩した。
どんな体勢からも攻撃可能な
軽量のスコーピオンを
見事に活かしましたね。』
太刀川は“マジか！”っと驚き
迅は冷静な表情で頷いた。
『しかし、
片腕、片足を失ったユーマ様も
このまま流されて
勝敗の行方は、
チカ様と……
3人の隊長様に託されました！』
射撃戦も終盤に入り、
那須は障害物を盾にした機動戦に切り替えた。
『次は来馬が落ちそうだな。』
『……そうでしょうか、』
『お、リヴィーちゃん何か気付いた？』
『……気付いた、というか……
そのままナス様VSクルマ様を、
“彼”が、見守るはずがございません。』
太刀川が？を浮かべると同時に
雨取の砲撃が炸裂。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
