兄 に 会 い た い の に 。 2

34話。 ページ6

A「どうするか...」


今、御札は持っているには持っているのだけれど、あと数枚しかない。
だから、ちゃんと当てなきゃ...！



A「天照大御神っ！」



再び御札に天照様の力が宿る。天照様の力が宿った御札には日光そのものの光が渦巻いている。



「おお、焼ける焼ける...怖いなあ。」




A「ふっ！」



そして私は鬼に御札を勢い良く投げつける。が＿＿



「うーん、まだ遅いよ？もうちょい...いや、もっと早く投げないと。そんなへなちょこじゃあ、
　 俺にはまだ当てられないぞ。」



あっさり避けられてしまった。
...というか、さっき当てたと思ったのに。いつの間に移動してたの...？
だったらっ...



A「なら...スペルカード発動っ！」



弾幕と一緒に忍び込み、御札を投げるっ！








龍符、ヤマタノオロチの呪い＿＿＿＿＿＿＿！





「おお、何だこれは。」




今だっ！




A「はあっ！」



「おおっと、こりゃあたまげた。＿＿＿だが、まだまだだなあ...」


A「嘘ッ！？」




確かに当たった筈＿＿＿どうして...？どうして＿＿






消滅していないんだ...？

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